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俳句

2017年8月15日 (火)

水泳の句

 東京は2週間以上、毎日雨が降っている。涼しくはなく蒸し暑い日々だ。夏はもう終わってしまったのだろうか?
 先日、こんな句を作って高点をもらった。

一面の向日葵終はりの予感する〉   

 もっぱらプール通いを楽しんでいる。俳句でもときどき、先日の〈バタフライ肩甲骨が先に行く〉のように、水泳の句を作る。でも泳がない人には、わかりにくい情景らしい。

背泳ぎはゴーグルなしで空真青

プール出る重たき腹の置所

 下の句は笑いを呼んだようで、かなりの高点だった(欠席投句です)。プールから出ると体が重く感じるものである。私がもっとグラマーだと、もっとおもしろかったのだろうなあ。あいにくカトンボなもので・・・。

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(スポーツジムのイベントでの写真。プールは1階にあって、窓から緑が見えます)

2017年8月 6日 (日)

8月の句会から

 2か所の句会に出ていて、ひとつは欠席投句を繰り返している。水泳教室と重なるからである。水泳のほうが好きなのかもしれない。
 出席したほうの句会の兼題は「夜の秋」。立秋直前だからなのだが、実際には夜になっても少しも涼しくならない。出席は15名、こんな句に点が集まった。

ふわり一句浮かんで消える夜の秋〉   N・M

街の灯が滲んでいたり夜の秋〉   S・Y

積ん読をちょっとくずして夜の秋〉   T・K

これやこれ鱰(しいら)刺身ぞ夜の秋〉   T・A

夜の秋富士屋ホテルのカレー食ふ〉   こはる

 最後の句が当日最高点。富士屋ホテルは箱根塔ノ沢の由緒あるホテルで、泊まったことはないのだが、カレーは食べた。蒸し暑い日が続くとまた食べに行きたくなる、という単純な理由で作った句です。

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(欠席の方が多かったです。蒸し暑い中に雨が降り、出かけにくい一日でした)


2017年8月 1日 (火)

水泳

 水泳を始めて15年くらいになる。もともと関節リウマチのリハビリのために、主治医に勧められたのがきっかけだった。全く泳げなかったのだが、水中を歩くだけでも体力が回復するからと言われ、家から見えるほど近いスポーツジムに行ったのである。1年ほどアップアップを繰り返して、やがてクロールと背泳ぎができるようになり、今はいちおう4泳法とも泳げる。15年も泳いでいれば当たり前だけど・・・。
 先日、奈良旅行に行って、1日1万2000歩を3日続け、帰ってからしばらく、ヘトヘトだった。体力がなくなったものだと思い、主治医にそう嘆いたら、まじめな顔で「普通より元気だと思いますがね」。そうなんだろうか? 重い荷物は持てないし、朝から歩き始めると午後3時ごろには、もうダウンしそうになるのだけど。先秋に古希になった。それから急に歩けなくなったような気がするのだけどなあ。

 水泳友達はみな同じくらいの年代で、1000メートルくらい泳いでも平気な人もいる。「普通より元気」なのは、たぶん彼らなんだろう。リウマチは治らない病気である。いい気になって何でも一緒にやろうとせず、用心しなければ・・・。

バタフライ肩甲骨が先に行く〉   こはる

背泳ぎの一掻きごとの空動く〉   平尾徹美

水といふ象形文字や立ち泳ぎ〉   高田たづ子

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(写真は従姉の撮影でクロアチアです)

2017年7月31日 (月)

雲の峰と岡本眸

 暑中なのに不安定な天気が続く。猛暑ではないけれど、ひたすら蒸し暑い。本来なら、紺青の空に雲の峰がそそり立つ時期なのに。これは去年の写真。

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 雲の峰というと、必ず思い浮かべるのが、岡本眸の句。私の好きな俳人である。

雲の峰一人の家を一人発ち

 昭和55年(1980年)の作。40代で夫を亡くし、一人暮らしになっていた。岡本さんの句は、ほとんどが何気ない情景を静かに詠んだものが多く、この句もどうということないと感じる人が多いかもしれないが、私は彼女の句会へ出かけるときの、決然とした思いを見る感じがする。この年には句誌「朝」を主宰している。
 こんな句もある。

雲の峰一指だに無駄なかりけり

空見ては今日をはげます青棗

 最近は全く消息を聞かないが、お元気なのか気がかりである。来年には90歳になられるはずだ。

2017年7月19日 (水)

熱帯夜

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 あまりの政治情勢の悪さに、テレビのニュースやバラエティ番組を見る気がしない。かといって、夜は長い。

夫と観るツールドフランス熱帯夜〉   こはる

 フランスからのライブ。日本は夜中なので、iPod touchで撮ったがあまりきれいでない。華やかな雰囲気が出なくて申しわけなし。撮影はまた試みてみます。

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2017年7月17日 (月)

暑中

 東京は連日の酷暑で、梅雨はどこかに行ってしまったとしか思えない。朝8時にはもうこんな具合。

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 買い物も省略、生協の配達に頼っている。クーラーはつけっぱなしだ。夜になるとクーラー疲れを感じる。ずーっと昔は東京でも、夜は蚊帳を吊り窓を開け放して寝たものだった。

盗まれるものなき幸せ蚊帳を吊る〉  こはる

 octpus11さんの真似をして、新聞の俳壇をよく読むことにした。自分には作れそうもない句を、ノートに写しておいたりしている。月曜日のささやかな作業になった。あとはなるべくプールに行って、なるべくゆったり泳ぐのが、毎年の夏の過ごし方になっている。


2017年7月 5日 (水)

ユリ

 台風は過ぎて青空。お隣のユリが満開で、窓を開けると我が家にも、いい匂いが漂ってくる。

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 梅雨明けはまだらしく、ひたすら蒸し暑い。夏負けするほうではなかったのだが、最近はすっかり夏が苦手になった。もちろん出かける用はあるが、9月まで最小限ということで、過ごすことにしている。

百合匂ふ真夏愛した日々遠く〉  こはる

 季重なり。最近、俳句に気が乗らなくて困っている。スランプというほどベテランではないけれど。句会に月1回しか出ないのが、よくないのかも。人には何らかの表現方法が必要だ。せっかく続けている俳句、もう少し大事にしよう。

句会終へ川面に重く送り梅雨〉   こはる

2017年6月26日 (月)

ジギタリス

 近所の公園に咲いていて、あまりにきれいだったので撮った。カメラはiPod touch。ジギタリスdigitalisだと思う。たしか心臓の薬になる植物で、有毒なのかもしれない。毒は使い方によっては薬になる? 歳時記によると夏の季語。

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毒草にして美しきジキタリス〉   岡安仁義

ジキタリス掌にし鼓動の昂ぶりぬ〉  奈良恭子

2017年6月20日 (火)

凌霄花

 ノウゼンカズラと読むのだが、どうしてこんな難しい字を書くのだろう? Wikipeadiaによれば、「(そら)を凌ぐ花」という意味なのだそうだ。そういえば華やかで人目を惹く花である。花の蜜に毒があるというのは、根拠のない風説らしい。夏の終わりに咲く花だと思っていたら、もう咲いていた。

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雨のなき空へのうぜん咲きのぼる〉   長谷川素逝

 天気予報によれば、明日から梅雨空で雨。東京はこのところずっといい天気で、梅雨の実感がなかった。そのうち水不足にならないといいけれど。

2017年6月 7日 (水)

6月の句会

 月初めに句会がある。場所は下町、眼下に隅田川が流れるところである。今回の兼題は「扇風機」、詠み込みは「間」だった。高点句をご紹介する。

もう一滴待つ間の無言新茶かな〉   ちとせ

右に吾左に犬の扇風機〉   久一

目に青葉あっという間の抜歯なり〉  容子

 私は5月に身内の結婚式が突然入り、振り回された1ヶ月で、俳句どころではなかったのが恥ずかしい。点はいくらかいただいたが・・・。

隅田川風に黴雨の匂ひあり〉   こはる

下町の顔役となる立葵〉    こはる

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