最近のトラックバック

俳句

2018年5月 3日 (木)

5月 

 いい季節になった。それなのに、今日は出かける気になれない。どうしてだろう? どうも2日続けて活躍すると、3日目にはぐったりするようになったらしいのである。下町の句会の次の日が水泳スクールに当たっており、コーチがいいのでつい参加してしまった。去年入院手術するまでは、いつもこんなスケジュールで、平気だったのに・・・。

 水泳は長くやっていれば、骨量維持にずいぶん効果があるそうだ。リウマチの専門医が言うのだから確かなんだろう。先日、骨の検査をしたところ、20年近くリウマチでステロイドを飲み続けていたわりには、結果がいいと言われて驚いたところである。水泳のせいだろう、と。

 庭のバラが満開で、これも20年くらい咲いている。ガリカ種で西洋中世の絵に出てくるタイプ、初夏にしか咲かない。棘がすごくて剪定には厚い手袋がいる。バラに言った。「お互いに元気でいたいよね」。

R0061624

よきことの二日続きて聖五月〉   こはる

2018年4月15日 (日)

4月の句会

 温度差に振り回されている間に、4月も後半にさしかかってきた。月の初めに句会が2つあって、ひとつは下町で18人くらい、もうひとつは大きな会で、こちらはいつも欠席投句を繰り返している。参加者が40人を超すのである。難聴にはつらい。どうせ欠席だと思うと、大胆というか奇妙な句を出すことになる。

少しだけこの世の辛味春大根

小貧乏どうにもならず啄木忌

 どちらも点をいただき、主宰にも選んでいただいた。あれ? 先日の〈しわくちゃを愛しているの春キャベツ〉も、この句会に出したものである。

 たまには出なくちゃなあと思います。

R0061589

2018年3月 7日 (水)

春三月

 三月は忙しない。今年はいっそうそれを感じる。病院通いに加え、句会だの家族会だのに参加、おまけに水泳にも行ったら、ほとほと疲れてしまった。用事は連日にならないようにして、何もしない日を作らなければいけないのに、貧乏性なものでそれが難しい。

 近所の公園にはミツマタがあって、いつも今ごろ咲いていた。公園のリニューアルとともに姿を消してしまい、とても残念に思っている。地味なので無視されたのかしら? 和紙の材料として有名なのに。

R0010872

 春の句を少し。最近のも以前のも、点を多くいただいたのも、そうでないのもあります。

春うらら母の眼鏡が見つからない

しわくちゃを愛しているの春キャベツ

ふらここや背骨の天地無用感

2018年2月26日 (月)

ルリビタキ

 庭に出したままになっていたビニールシートのくぼみに水がたまっていて、そこにルリビタキがやってきた。今までも何回か見ていたが、滞在時間が短く、ちょこまかした小鳥なので、写真には撮れなかった。でも今回は成功!

 歳時記では「大瑠璃」の項に付属として出ている。夏の季語らしいが、この辺りでは冬でもよく見かける。いい声で鳴くらしく、たぶん聴いているのだろうが、声と姿が一致しない。庭では黙ったままです。

瑠璃色の色のこしとぶ水の上〉   長谷川かな女

Dsc00812
(メジロなどの小さい鳥は、ヒヨドリがやって来ると、大急ぎで逃げてしまいます。このルリビタキは、ヒヨドリの来る前に、水を飲みに来たのでしょう。鳥には水場も大切なんですね)

2018年2月 8日 (木)

2月の句会

 兼題は「梅」だった。うちの梅はまだ咲かない。近所はまだ雪が残っているくらいだ。

平凡でいいと言ふ父梅一輪〉   こはる

 点を入れてくれた方は、「笠智衆と原節子だね」。じつはこれ、藤沢周平と娘の遠藤展子。展子氏の回想録には、父としての藤沢周平が、よく「普通でいい」と言っていたと、何回も出てくる。私の父もそう言ったような・・・。子供は健康であれば、それでいいのだ。普通に平凡に、なかなか難しいものである。

マニキュアに赤をぽっつり梅日和〉   ちとせ

梅開く窓越しに見る新生児〉   容子

 これらは高点句。紅色を連想させる華やかさのある句。春はこうでありたい。

P1020367
(近所の梅林公園で。2年ほど前の写真です。「梅は紅梅」と、清少納言が書いていましたっけ。もうじきですね)

2018年1月11日 (木)

久しぶりの句会──久女忌

 久しぶりに句会に句を出した。ただし欠席投句。でも点をもらった。

意地張りて杖は拒否する久女の忌〉  こはる

 1月21日は久女忌で、いろいろな句が詠まれている。久女の苦労を思うとこれがいい。

イプセンもノラも杳けし久女の忌〉  水野公子

 杉田久女は1900年生まれ、私の祖母と同じである。亡くなったのは1946年、これは私が生まれた年。だからでもないが、久女は好きである。発想が天翔けるようで、スケールが大きい。ホトトギスを除名されるなど、奇矯な行動もあったらしいが、女性に自由がなかったあの時代に、久女は収まりきれなかったのであろう。
「杉田久女句集」(北九州市立文学館文庫前書きは高浜虚子、後書きは娘の石昌子。もちろん後書きのほうがいい。

谺して山ほととぎすほしいまま〉  杉田久女

Dsc00704_2
(折り畳みの杖で、脚を怪我したときに使っていました。今はタンスの中です。友人が脚が不具合なのに杖は嫌だと言うもので、これを紹介しました。出先に着いたら畳んで、しまっておけばいいのです。カーボン製でとても軽いです)

2018年1月 6日 (土)

コゲラ

 寒さが続くと、うちの庭にやってくる。『野の花散歩図鑑』(長谷川哲雄・築地書館)の秋冬編によると、

Img_0426

 ちゃんと撮れなかった。わかりにくくて申しわけない。たしかにあたりには、シジュウカラの群がいた。

Dsc00702_2

 キツツキは秋の季語。でも冬の裸木にならないと、見つけるのは難しい。この木はリンゴ。ちゃんと実がなります。

啄木鳥の叩く木の音空の音〉   今村七栄

段だらの背中小啄木鳥のまた来る〉   こはる

2018年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます

 本年もよろしくお願いいたします。近所のホテルのブティックのショーウインドーには、元気なオネエサンが並んで合唱。伝統的なお正月風景ではないのが気に入って、小さなカメラでパチリ。陽気な歌声が聞こえてくる。

Dsc00674s

 実はお正月が苦手である。たぶん長かった嫁業の後遺症だろう。だれでもこのように屈託なく、年末年始を楽しめるようであってほしい。昔の憲法なんかを、やたらに懐かしがらないで・・・。

右巻きのねじりパン食ふ年の明け〉   こはる

2017年12月17日 (日)

 マグロは冬の季語なのだそうである。ここは築地の場外市場。年末に行くとものすごい混雑で、私のような病み上がりの老婆は、近寄らないほうが無難である。でも以前はこの近くに職場があったので、よく市場を覗いていた。まだ観光バスなんか来なかったころだが・・・。来年の秋には豊洲に移転と聞く。あの元気なオバチャンたち、どうしているだろうか。

R0010343

鋸で尾鰭まづ切る大鮪〉   山城やえ

数へ日や築地の鮪知らんぷり〉   こはる

R0010341
(数年前、年末ではないときに撮ったものです)


2017年8月15日 (火)

水泳の句

 東京は2週間以上、毎日雨が降っている。涼しくはなく蒸し暑い日々だ。夏はもう終わってしまったのだろうか?
 先日、こんな句を作って高点をもらった。

一面の向日葵終はりの予感する〉   

 もっぱらプール通いを楽しんでいる。俳句でもときどき、先日の〈バタフライ肩甲骨が先に行く〉のように、水泳の句を作る。でも泳がない人には、わかりにくい情景らしい。

背泳ぎはゴーグルなしで空真青

プール出る重たき腹の置所

 下の句は笑いを呼んだようで、かなりの高点だった(欠席投句です)。プールから出ると体が重く感じるものである。私がもっとグラマーだと、もっとおもしろかったのだろうなあ。あいにくカトンボなもので・・・。

P1020215
(スポーツジムのイベントでの写真。プールは1階にあって、窓から緑が見えます)

より以前の記事一覧

2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ