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俳句

2017年3月21日 (火)

春は黄色

 すっかり暖かくなった。もうすぐ桜も咲く。近所の公園を通ったら、半袖の子供が元気に遊んでいた。あたりは山茱萸と菜の花。

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春を待つ服は黄色と決めており〉  こはる

 作ったのはだいぶ以前で、「春を待つ」だから、季語としては晩冬だと思う。
 春先の花は黄色が多い。連翹、山茱萸、金縷梅、そして菜の花。私は黄色が好きだ。

2017年3月16日 (木)

庭の花たち

 近所の桜の枝がほんのり赤くなってきた。来週には咲くにちがいない。このあたりは枝垂桜が多く、うちの窓からも数本、見える。咲くのを楽しみに、今日は庭の雑草とり。

 クロッカスの第2陣が咲いている。
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 こちらは明日か明後日に咲くつもりらしい。
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 去年の秋に同時に植えたものだが、色によって咲く順番があるらしく、同時には咲かない。黄色も植えたような気がするのだけど・・・。

 庭の隅っこで毎年、小さな黄色を咲かせるのは、原種の水仙。いつ植えたかも忘れてしまったが、消えることなく、今年も咲いた。
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(カメラはミラーレス一眼のLUMIX GM。レンズは60ミリマクロ。軽くていい装備なのですが、これでも一日中持つのはつらくなりつつあります)

クロッカス地中より色押し出せり〉   白石順子

母というは愚か者にてクロッカス〉   松岡弘子





2017年3月 9日 (木)

山茱萸

 団地の中には公園がいくつもある。いやもしかしたら、公園の中に団地があるのかもしれない。都内でも有数の大団地だが、それは広さだけで、人口は高島平などより少ない。
公園の隅に山茱萸が咲いていた。この時期になると眺めに来ることにしている。もう少し奥の公園に行くと、金縷梅(マンサク)もあって、こちらはいい匂いがする。うちの庭に欲しいなあと思うが、どちらも大木になるから無理。庭は団地の1階に付属していて、7坪ほどしかないのだ。

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山茱萸やまばたくたびに花ふえて〉   森澄雄

山茱萸の光零れて静まれり〉   こはる

2017年3月 3日 (金)

雛祭り

 今日は雛祭り。あの「明かりをつけましょ、ぼんぼりに~」で始まる歌は、どこか哀感がある。母は敗戦の年の正月、わずか20歳で結婚し親元を離れたが、3月にこの歌が流れてくるのを聞いて、涙が止まらなかったそうである。今は92歳、思い出すのは娘時代ばかりになってしまった。

 近所のホテルのロビーに飾られた雛壇。団地には置けないスケールだ。
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雛壇の記憶や燈火管制下〉   岡本眸

 句集『一つ音』から。前書きに「昭和二十年三月、戦時下の暗い燈火で見た雛壇の記憶。この一週間後、東京大空襲で焼失」とあり、あまりの偶然に驚いた。岡本氏は私のいちばん好きな俳人で、昭和3年生まれ。

雛の夜昔語りの止まぬ母〉   こはる

 

2017年3月 2日 (木)

3月の~

 3月になった。庭の梅が満開になり、根元にはクロッカス。底冷えではなく、底暖かく(?)なったような気がする。

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三月の甘納豆のうふふふふ〉   坪内稔典

三月や花屋の花のみな欲しき〉  前田和子

 こうしてはおられない。もうじき3月の句会があるのだ。俳句って、一生懸命考えて、調べたりもして作った句に、全く点が入らず、句会に行く途中にふと思いついたような句が、高点をもらったりする。不可解な文芸だと、ときどき思う。「俳句なんて、勉強しててもダメ」と断言する人もいるが、どうなんだろうか?

2017年2月19日 (日)

裸木

 風がなかったので、カメラを持ってごく近所に行った。まだ春の気配には遠いようだ。バラ園のそばの並木も裸木のまま。

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 「裸木」はもちろん冬の季語である。枯木立ともいうが、枯死した木ではないとのこと。下の句、波郷のは清瀬の療養所にいたときのものだろうか。何となく哀切な響きがある。

裸木の果ては言葉のありどころ〉   二宮美智子

妻恋へり裸木に星咲き出でて〉   石田波郷

(実は、一眼レフにマクロレンズをつけて、この公園でビオラやスノードロップなどを撮ろうと思っていました。ところがあまりにも久しぶりに出した一眼、バッテリーがない! 仕方なく、いつものコンデジ、RicohのGRで撮りました) 

2017年2月10日 (金)

ロウバイ、そして句会

 母のいるホームは、戦前からの住宅街の真ん中にあり、近所にはスーパーもコンビニもない。大きな邸宅が多くて、庭木がたくさん茂っている。今ごろはロウバイがいい匂い! もちろん普通の梅もよく見ます。

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 ロウバイは梅の仲間ではなく、モクレン目の1科のロウバイ科に属するらしい。南京梅とも呼ばれ、俳句では冬の季語になっている。

 先日は2月の句会があった。夕方から和やかに飲食しながら、17人が51句提出。主宰の特選3句は以下のとおり。兼題は「春光」、詠込は「流」。

春光や江の島に帆の賑はひて〉   めぐみ

雲竜型春の光を右手に乗せ〉    ちとせ

流行は追はぬつもりの春の風邪〉  こはる

 今回は女性ばかりだったが、出席者の4割近くが男性である。こういう会では珍しいのだとか。

2017年1月11日 (水)

新年会

 句会の新年会があった。会はさっさと終わらせて、みんなの楽しみは「鴨鍋」である。「これが楽しみで、この会に1年通うのだ」と宣う方もいるくらいだ。

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 肝心の句会の高点句の一部。兼題は新年一般、詠込は「工」だった。

聟作る雑煮丸餅鰤仕立〉   蕩遊
北北西ヒッチコックの恵方かな〉   めぐみ
霰降る染工房の江戸小紋〉   こはる

 高点ではなかったが印象深くて、会代表の評価が高かった句。

シースルーエレベーターや春着満つ〉   ちとせ
実朝忌寒冷前線接近中〉   こはる

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(実朝忌は旧1月27日。怪しげな空を見ていて、ふと思いついた句。代表が「好きな句」と言ってくださったのは、何よりのお年玉になりました)


2016年12月26日 (月)

数へ日

 今年も今週いっぱいだ。ようやく足がよくなり、年末の買い物だの銀行だのに、行かれるようになった。足の不調は実に不便で、長引くと精神衛生にもよくない。
 今年は20年ぶりに奈良に行かれたのが、何よりもよかったと思う。あまりに久しぶりで勝手がわからず、マゴマゴすることも多かったが。

 宿のすぐ近くが東大寺だった。これはご存じ大仏殿。
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 中は撮影自由なようである。いつも観光客が大勢いるが、奈良に来てここに来ないのも味気ない。大仏様も撮れるが、かなり暗い場所である。
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 大仏様、来年もよろしく。

数へ日や母にはよきことのみ伝へ〉  こはる


2016年11月 5日 (土)

亀戸天神・吟行

 「とらいあんぐる」の吟行で、亀戸天神に行った。朝は雨だったが、途中から晴れて空には鰯雲。天神様では「菊まつり」が開かれていた。
 まずはお参り。
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 菊まつりは毎年あるようである。
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 七五三が近いので、お参りのかわいい姿に出会った。
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 当日の句会は、いつもの柳橋の会場で、夕方から行われた。歩き疲れて眠くなった人も・・・。当日の高点句を2句だけ。最後は蛇足です。

天神の亀は歌はず菊の宴〉   岡本代表

飴袋かいだん擦って七五三〉  ていこ

隣にはまた孫が増え菊日和〉  こはる(旧作)










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