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俳句

2019年3月11日 (月)

クリスマスローズ

 久しぶりにカメラを持って近所を散歩、花粉の季節なのでマスク姿である。クリスマスローズが咲いていたので、しゃがんで撮った。マスクがずり上がって、邪魔でしょうがない。もっと屈もうとすると、左ひざの人工関節が文句を言う。痛くはないけれど。

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 クリスマスローズは素人でも交配して、新しい感じの花が作れると聞いたことがあり、展覧会もあるそうだ。下を向いて咲くので、撮影にはとても厄介です。

俯きてクリスマスローズの盆の窪〉   こはる

2019年3月 8日 (金)

3月の句会

 下町で句会があった。兼題は「土筆」である。「つくしんぼ」や「筆の花」も可。私が好きだったのは主宰・代表のこの一句。気宇壮大でいい。

目標はスカイツリーだつくしんぼ〉  岡本久一

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 詠み込みは「」。高点句はこれだった。

春風やまた外れてる胸ボタン〉   Tさん

 投句は一人3句で、自由に詠んだ句もたくさん出る。私のはこれで点をいくらかいただきました。感謝です。

冴え返る背筋伸ばしてMRI〉   こはる

2019年2月 1日 (金)

俳句と川柳

 このブログにときどき来てくださるのりこさんから、「川柳展望」という雑誌をいただいた。のりこさんは川柳作家で、選者もなさるし記事も書かれる人だ。

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(「川柳展望」の表紙は、ミャンマーでの写真のようです)

 左側の「とらいあんぐる」は、私の参加している句会誌で季刊。俳句と川柳の違いは、季語のあるなしだけなのだろうか。つきつめて考えたことがないので、恥ずかしいがよくわからない。私はのりこさんのおかげで、川柳がただ笑いをとるようなものではないことを知った。新聞の片隅にあるものとは、かなり違う趣があり、また独自の歴史と現在を持つ。誌の拾い読みから。

夜明けとは時計の針が見える頃〉  S氏

ごめんなごめんなごめんな四捨五入〉  別のS氏

 のりこさんはこの雑誌で、「紅白対抗 川柳相撲の試み」という記事を書かれている。本邦初なのだそうだ。簡単に形容すれば、相撲と紅白歌合戦を合体させたような行事らしい。担当が句を披講し、行事の「のこった!」の声で、会場の参加者が赤白の団扇を上げるというもので、さぞにぎやかで盛り上がったことだろう。

 「とらいあんぐる」は20周年記念号。代表の岡本久一氏の句から。

行く春の返さずにおく砂時計

夏座敷対角線に妻がゐて

サッチモに近づいてをり夏の風邪

2019年1月20日 (日)

『卵ドリル』   松浦達也  マガジンハウス

 卵料理専門の本。副題が「おうちの卵料理が見違える!」。私は卵が好きなのです。
 ずっと以前、姑が一緒だったころは、姑が鶏と卵が嫌いで、あまり食べられなかった。何でも大正の昔、家の近所に養鶏場があったらしい。下町の住宅街だったけれど。きっとうるさかったり臭かったりしたのだと思う。

 卵の食品としての特徴が、かなり科学的に書かれていて、ゆで卵や目玉焼きだけでも何種類もレシピがあり、参考になった。卵好きとしては写真も楽しかった。ムックのような大きな本でないところもいい。

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 今日は大寒。「寒卵」はこの時期の季語。

寒玉子一つびとつのいとしさよ〉   久保田万太郎

いのち一つわが掌に寒玉子〉    高橋淡路女

2019年1月15日 (火)

冬薔薇

 ローズガーデンに寄った。花は少なくやや寂しい。それでも明るい陽射しに心和む。冬薔薇はいいものである。私は黄色い薔薇が好きで、庭にも植えていた。花言葉などを気にしたことはない。

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言葉より確かなるもの冬薔薇〉   斉藤洋子

晩年や棘もたふとき冬薔薇〉   鍵和田秞子

浅知恵をせせら笑ひて冬薔薇〉   こはる

 晴れれば日向は暖かい。ベンチにはスマホで読書しているらしい方もいた。

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2019年1月10日 (木)

初句会

 先日、柳橋で初句会があった。総勢17人。兼題は「書初」。めでたい句が続く。高点句をいくつか。

はみ出して若き命の筆始〉   Tさん  

端渓の海を鎮めて書初す〉   Hさん

守られぬ決意黒々筆はじめ〉  Sさん

 私は書初の句がうまくできず、違う季語で詠んだが、これが最高点をもらった。新年早々、素直にうれしい。

落し蓋ジャズのリズムで煮大根〉  こはる 

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(わが家の大根煮。この日は豚の団子と大豆を入れました。だいぶ以前に〈グルメにはなれそうもなし煮大根〉という句を作って、どなたかにとっていただいたことがあります)


 

2018年12月 6日 (木)

吟行句会

 吟行で深川の芭蕉記念館に行く。清澄庭園から歩いたのだが、下町はどうしても緑が少ない。亡くなった姑が、落ち葉をひどく嫌ったのを思い出した。
 道端に枇杷の花が咲いていた。地味でやや寂しげな花だが、これを見ると12月を感じる。うちの近所にもある。わりに丈夫な木なのかもしれない。

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枇杷の花人の時間の外に咲く〉    山田弘子

枇杷の花叩いて撫ぜる盆の窪〉    錦織栁史

枇杷の花何で私はここに居る〉    こはる 

 この日の吟行句会は17人。芭蕉稲荷で詠んだ句で、久しぶりに高点と主宰の特選をいただいた。

落葉して芭蕉稲荷の津波〉    こはる

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(境内の説明板からも、大正6年に津波があったとわかります。ずっと昔からこの辺りには、たびたび津波が来ていたようです)



2018年11月 8日 (木)

久しぶりに俳句の話

 先日、11月の句会があった。このところおよそ俳句気分ではなく、読む本も文芸書には遠いものばかり。気が乗らないまま作った。当日の兼題は「銀杏(ぎんなん)」。

銀杏を食う少しだけ縄文人〉   蕩遊

銀杏降る上野の森のムンク展〉  和子

焼銀杏一串五粒手酌かな〉   ちとせ

銀杏の実るホームや母の留守〉   こはる

 私はまだ母のことが頭から離れない。

 庭の野紺菊が咲いた。今年は夏が暑かったからだろうか、いつもより咲き始めが遅いような気がする。庭隅で手入れもしていないのだが。

甘えたき素振りも見せず野紺菊〉   こはる

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野紺菊は地味だけれど、群れて咲くときれいで、私はとても好きです)

 あまりにも俳句に縁遠い毎日なので、octpus11さんが紹介されていた小川軽舟の『俳句入門』 を、読んでみようと思ったところ。実は小川氏は、私の古文書の先生の俳句の師に当たる。今の私自身の俳句の師匠とは、かなり作風が違う。もう少し長い形のものを書きたいと、最近はよく思います。

 

2018年9月20日 (木)

曼殊沙華

 すっかり秋になって曼殊沙華が咲いている。先ほど団地の隅に毎年咲くところを見に行ったら、すでに盛りは過ぎた様子だった。そんなわけでこれは少し以前に撮ったものです。

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 どことなく禍々しい感じのする花で、死人花の異名もあるらしい。秋の彼岸のころに咲くし、墓地に多かったのだろう。でも金子兜太に有名な句があって、私はこれが好きだ。

曼殊沙華どれも腹出し秩父の子〉   金子兜太

 故郷を想うと、句は明るく大きくなるらしい。

曼殊沙華もろ手をあげて故郷なり〉   鈴木真砂女

 このところ、母の遺品整理に忙しい。自分の物も片付けないと、母の遺品を受け入れるスペースが出ないため、そっちでも忙しい。

何もかも捨ててしまへと曼殊沙華〉   こはる





2018年8月26日 (日)

ヘクソカズラ

 灸花=ヤイトバナともいうが、屁糞葛=ヘクソカズラが本名らしい。庭隅に咲いていて、よくみるとかわいいのである。臭いはともかく。

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花あげてへくそかづらはかなしき名〉   国松ゆたか

八十の乙女しくしく灸花〉   鳴門奈菜

へくそかづらはわが放浪のそぞろ神〉   吉田渭城

俳句には難しいみたい・・・。


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