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2017年7月24日 (月)

新しいクリニック

 主治医が引っ越した。もともと下北沢病院の院長だった人だが、その病院の経営者が替わり、リウマチ科が廃止になってしまったのである。この病院はその前身を福原病院といい、全国的に名を知られたリウマチ専門病院として長い歴史がある。下北沢病院に名を変えてからも、その伝統は受け継がれていたのだが、ここへきてスッパリ断絶。リウマチ専門医であった私の主治医は、下北沢を去ることになり、結局、自ら開業したhttp://kakinokizaka.clinic/

 開業から3カ月余、東横線・都立大学駅前のクリニックは、開業祝の花束も片付けられて日常の雰囲気、主治医の先生も以前と同じ穏やかな笑顔である。しかし、下北沢に置いてきた私の18年にもわたるカルテは、どうなったのか? 患者の数も半端ではなかったはずである。考えるだに腹立たしい。法律上、持ち出せなかったと主治医は言っていた。もっとも、先生の記憶まで置いてきたわけではないので、先日も検査結果表を見ながら、「ここはずっとこういう値だったよね。特に心配しなければならない状態ではないです」。

 おもしろいところのある先生で、パソコンと「スターウォーズ」が大好き。クリニックの片隅には、下北沢からあったR2-D2が、ちゃんと控えていた。これと同じ形でミニサイズのUSBハブも、机の上にある。
 以前、私は大怪我をして整形外科の治療がうまくいかず、エックス線画像を整形外科からデータとしてもらって、内科系であるこの先生の意見を聞いたことがある。R2-D2形USBハブは、私の膝の画像データを、歌をうたいながら読み込み、主治医と私は笑った。結果、私は大学病院のリウマチ患者を対象とした整形外科に紹介され、6年前に手術で1ヵ月入院、今は元気にどこでも歩いている。

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(専門外の外科的なアドバイスを、的確にしてくださいました。感謝です。なおリウマチには子供の患者さんもいます。男性も。本文敬称敬語省略

2017年6月26日 (月)

ジギタリス

 近所の公園に咲いていて、あまりにきれいだったので撮った。カメラはiPod touch。ジギタリスdigitalisだと思う。たしか心臓の薬になる植物で、有毒なのかもしれない。毒は使い方によっては薬になる? 歳時記によると夏の季語。

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毒草にして美しきジキタリス〉   岡安仁義

ジキタリス掌にし鼓動の昂ぶりぬ〉  奈良恭子

2017年6月16日 (金)

母のアルバム

 母のホームに行った。母は古いアルバムを持って、ここに入居して6年になった。女学校の卒業アルバムも、ぼろぼろになりかけながら健在で、表紙には「2602年」と小さく印刷してある。いわゆる皇紀なのである。何気な開いたら、こんなページがあってびっくり。

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 生徒たちの制服姿の写真が続くなかで、突然このページになる。卒業の前年に太平洋戦争が始まっていたのだ。
 こんな写真もあった。

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 切り貼りなうえに少しぼんやりして、よくわからないのだが、遠足か修学旅行で伊勢神宮へ行ったのではないだろうか。おそらく1学年全員で横に並んでいる。母に聞いても、もう詳細はわからない。戦争に彩られた学生時代だったのが、アルバム全体から伝わってくる。母は当時を思い出したり、思い出せなかったりだ。存命なうちに聞いておかなければならないことが、まだまだあるような気がする。

2017年6月 3日 (土)

紫陽花

 6月は紫陽花。うちの庭にも団地の通路にも咲き始め、色がつき始めている。

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 そろそろ「としまえん」で「あじさい祭り」があるころだ。母のホームの帰りに寄ってみよう。

あぢさゐを旅の途中と思ひけり〉   三船煕子

紫陽花や別れて来たる言一句〉   石田波郷

2017年5月19日 (金)

ローズガーデン

 歯医者の帰りにローズガーデンの脇を通る。にぎやかに咲き誇っている。5月はいいなあ。

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(iPod touchで撮影。なかなかいいカメラです。88グラムと小さく軽いので、どこにでも持ち歩けるのがいいです)




2017年5月15日 (月)

奈良旅  桜井と三輪

 最後の日は桜井へ出て、安倍文殊院に行った。快慶作・渡海文殊菩薩群像でとても有名なところである。観光バスの並べる大きな駐車場があり、かなり混むこともありそうだが、この日の参拝者はわれわれ夫婦だけ。説明のお坊さんに申し訳ないみたい。お茶にお菓子をごちそうになり、文殊様たちを心ゆくまで眺めさせてもらった。
 境内には「文殊院西古墳」という古墳があって、内部には弘法大師作といわれる願掛け不動の石像がある。

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 ここから聖林寺はわりに近い。タクシーで行くことにした。十一面観音像であまりにも有名なお寺である。山の中腹にあって、鶯の鳴く静かなところだった。

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 境内は狭く、国宝十一面観音の撮影ができるわけない。でも来てよかった! すばらしいところである。境内からはるかに三輪山が望める。
 この観音様はもともと、大神(おおみわ)神社にあったお寺にあって、神社を見守ってきたのだそうである。たしかに神社のご神体・三輪山に負けない風格と美しさを持っている。それが明治の廃仏毀釈の嵐を避けて、ここに移ったとか。あのころ廃棄された仏像は、さぞやたくさんあったに違いない。

 桜井駅の隣は三輪駅。さっそく素麺を食べて、大神神社に向かう。連休中は混雑したそうだが、今日は静かなものだ。

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 三輪駅からJR奈良駅に戻り、帰路についた。この日は晴れたり曇ったりで、やたら暑いこともなく歩きやすかった。3ヵ所とも初めてのところで、興味がつきなかった。ぜひまた来よう。

 






2017年5月14日 (日)

奈良旅  佐保路

 この日は曇天、午後から雨という予報だった。平坦な道の多い佐保路を歩くことにした。最初に着いたのは不退寺である。

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 ここは在原業平ゆかりの寺で、レンギョウが美しいのが有名。30年ほど前にそのころに来たことがある。今回はサツキとエニシダが咲いていた。本堂の前にいる方は、ここのご住職。中を案内して説明してくださった。すごく大声だったので、あるいは私のように耳が悪いのかも。
 このあたりも宅地化が進んで、30年前の面影はない。お寺の周辺だけに緑が残り、遠くから茂みを見て「もうすぐ○○寺だ」とわかるのだ。

 トボトボ歩いて、次の海龍王寺へ。8世紀に遡る古寺で、海龍王寺と名付けたのは聖武天皇だとか。

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 ますます空が暗くなる中を法華寺へ向かう。すぐそばである。十一面観音像は開帳しておらず、観光客はいなかった。江戸初期の名園なのだそうで、庭のカキツバタが咲き誇り、いちばんきれいな時期だった。

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 近鉄の新大宮駅近くで休んでいたら、今にも降り出しそうな空になった。そこで学園前まで電車で行き、大和文華館に寄ることにした。「松浦屏風」が見たかったので。

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 この日は入館料がタダ。近鉄沿線の人への奉仕であるらしい。数ヶ月に1回はあるという。













2017年5月12日 (金)

奈良旅  高畑方面

 近鉄奈良駅に着いたのは午後1時半。まずは駅からわりに近い新薬師寺に向かった。バス停は破石・高畑である。

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 この辺りは30年ぶりである。家が建て込んで住宅街になってしまったが、寺の近くにはまだ懐かしい風景が。

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 そして到着。本堂は奈良時代の建物で国宝。たしかわりに最近、修理されたはずである。

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 中はもちろん撮影できない。有名な大きな目の薬師如来と十二神将は、ともに国宝。かつて本堂の中はものすごい埃だったが、たいそうきれいになっていて驚いた。

 ここからまた歩いて、白毫寺に向かった。こちらは50年ぶりくらいだ。だんだん山に近づき寂しげな風景になる。記憶にあった階段は、少し整備されていた。

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 椿で有名な寺であるが、今は時期ではない。オオデマリが豊かな花をつけていた。後ろの建物は宝蔵。

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 庭からは奈良市を遠望できるが、この日は黄砂で霞んでいた。あまりに天気がよくてとても暑く、ここから駅まで戻るのがたいへんだった。






2017年5月 3日 (水)

5月の柳橋句会

 ゴールデンウィークの谷間に、柳橋で句会があった。目の前に墨田川が流れ、少し歩けば神田川と柳橋に出る。しばらくぶりに、橋のたもとの佃煮屋で買い物をする。

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 句会の兼題は「昭和の日」。

駄菓子屋の土間のひんやり昭和の日〉   輝也

卓袱台の折り畳まれて昭和の日〉   容子

昭和の日わが青春の在り処〉   めぐみ

 昭和を懐かしむ句が多かった。やはりみなさんお上手だと思う。

昭和の日昭和の人の忘れゆく〉   こはる

 私のこの句はあまり点が入らなかったが、ベテランの男性の方がただひとり、特選に選んでくださった。懐古ふうの句を作りたくなかったのである。その意を汲んでくださる方がいて、ただただ感謝している。


2017年4月24日 (月)

ローズガーデン

 買い物に行く途中に、去年できたばかりのローズガーデンがある。来週のゴールデンウイークにはフェスタがあるらしい。もう何か咲いているかなと、ちょっと寄ってみた。ちょっと見ない間に、緑がとても濃くなった。

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 入り口を内側から見たところで、バラではなくて、チューリップが満開なようである。

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 日当たりがいいので、元気なこと、この上ない。

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 パラソルの下のテーブルには、矢車草。昨日は大混雑だったと思うが、今日は人もまばらで静かだった。バラが咲いたら、また来ます。

参考:http://www.city.nerima.tokyo.jp/annai/fukei/sodan/ro-zuga-den.html



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