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  • 前田耕作: 『玄奘三蔵、シルクロードを行く』 

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2020年8月

2020年8月19日 (水)

あっぱっぱ

暑い。近所のプールに水遊びに行った。水温が32度もあって、長く泳がないほうがよさそうなので、歩いたり潜ったり飛び跳ねたり。いつもの仲間に会って元気を確かめ合う。

この地元のジムは高齢者も多い。今日はついにアッパッパ姿の方に会った。懐かしい昭和の簡易服。昔は自宅にクーラーがなく、母たちは自分で縫った簡単なワンピースを着ていたものだ。今はクーラーをつけ、それなりに着込んでいたほうが、健康にはいい。

デパ地下をわがもの顔であっぱっぱ〉  小雀の宿さん

私はといえばプールには、太めの綿のパンツに、ブカッとした麻のチュニック、ツバの広い帽子をかぶり、何だかスナフキンのようだ。水着などはリュックに入れている。

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2020年8月10日 (月)

向日葵

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向日葵の傲然と咲く終末感〉  こはる

ゴッホが何枚も描いた花であるせいか、どこか不穏なイメージを感じてしまう。同じように感じる方もいるようで、こんな句があった。

向日葵のうつむく正午おそろしき〉  高桑婦美子

でもこういう句もあって、うん、そうありたいと思う。

向日葵に黄色き元気貰ひけり〉  山内一申

このところ練馬では猛暑日続き、今週いっぱい「危険な暑さ」が続くという予報だ。お店も盆休みの多い時期でもある。元気で過ごしましょう。

ひまわりの魂乾く陽射しかな〉   増田かこ

ひまわりの真昼に深く深くある〉  いそべ恒基

2020年8月 6日 (木)

『チボー家の人々』 全13巻 M・デユ・ガール  白水Uブックス

 13巻はやはり長大で、読み終えるのに3ヶ月かかった。1ヶ月に4冊、私としては遅いほうだ。ほかにも読んでいたけれど。
初めは「チボー家のジャック」という若者向けの簡略版もあることだから、ジャックが主人公なのかと思っていたが、読んでいるうちに兄のアントワーヌがよく描けているのに気づいた。ジャック15歳から25歳、アントワーヌ25歳から37歳までの、まさに青春物語なのである。その只中に第一次世界大戦が勃発する。
 動員令の出た日、弔鐘がパリの街に長く打ち鳴らされるところは、深い印象を残す。それを契機に平和主義者だったはずのインターナショナルのメンバーが、次々と愛国者に変容していく。ジャックは、動員に応じることは戦争に加担することだと思いつめ、孤立する。アントワーヌは自分の属する集団に対する責任感から、軍医として参戦する。
最終巻は1918年、戦争が終わった年で、アントワーヌは毒ガス傷病兵として、南仏の療養所にいる。回復の見込みがないのは、自分が医師だったので悟っている。迫る死を目前に、科学者、無神論者として、恒久平和を望みながら日記を綴るところで、物語は終わっている。
 原作が書かれたのは1939年、すでに第二次世界大戦が始まっていた。日本で全巻が翻訳刊行されたのは、1952年になってからである。私が最初に読んだのは1962年くらい、半世紀以上も昔だが、全然そんな気がしなかった。時が流れたという無常感はあったが、物語としても、翻訳の文体も古さを感じないものだった。コロナ禍の自粛生活で、得難い本を読めたと思っている。

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(わが家に咲いたユリ。まだ雨が降っていた時期のものです。13巻並べた写真が撮れずにいます)

 

2020年8月 2日 (日)

8月

8月になってしまった。子細あってブログの更新があまりできないが、本人は元気である。コロナ感染者はますます増大、気をつけながらなるべく近所で、用が足りるように工夫している。

先日、杉並区に住んでいる娘夫婦が、コロナの疑いでPCR検査をした。障害者のせいかもしれないが、検査は迅速、結果も翌々日には連絡してくれたそうである。陰性。ほっとした。娘たちはまだ40代だが、それでも繁華街などには行かないと言っている。だいたいが群がって騒ぐタイプではないから、ほんとにそうしているのだろう。

近所の公園が混み始めた。長すぎた梅雨が明けて、人工川は子供たちでいっぱい。

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近くの緑陰の道は、私のいつもの散歩する所。感染拡大の歯止めがかからない夏になりそうで、シニアも適当な運動が必要、何とか工夫して過ごしていこう。

長編『チボー家の人々』13巻が、いよいよ最終巻に近づいてきた。第一次世界大戦で変わってしまったチボー家の面々、戦争突入を描いた「1914年夏 1〜4」は反戦小説で、今でも色褪せない魅力がある。1937年ノーベル賞受賞。全巻を通して死の描写が多く、また迫力がある。カトリック系の学校では禁書とされていたと聞くが、もっともかもしれない。読み終わっったら感想を書いてみたい。

 

 

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