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2018年2月 8日 (木)

2月の句会

 兼題は「梅」だった。うちの梅はまだ咲かない。近所はまだ雪が残っているくらいだ。

平凡でいいと言ふ父梅一輪〉   こはる

 点を入れてくれた方は、「笠智衆と原節子だね」。じつはこれ、藤沢周平と娘の遠藤展子。展子氏の回想録には、父としての藤沢周平が、よく「普通でいい」と言っていたと、何回も出てくる。私の父もそう言ったような・・・。子供は健康であれば、それでいいのだ。普通に平凡に、なかなか難しいものである。

マニキュアに赤をぽっつり梅日和〉   ちとせ

梅開く窓越しに見る新生児〉   容子

 これらは高点句。紅色を連想させる華やかさのある句。春はこうでありたい。

P1020367
(近所の梅林公園で。2年ほど前の写真です。「梅は紅梅」と、清少納言が書いていましたっけ。もうじきですね)

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俳句」カテゴリの記事

コメント

お三人のどの句もいいのですが、私としてはこはるさんの句に一点を入れます。娘を思う父親の優しさが立ち現われてきます。「梅一輪」が効いてます。そして、なによりも父を思い出しました。いい句です。

ありがとうございます。
藤沢はあんな小説を書いていた人ですから、
こうした言い方にも、裏にいろいろな思いがあったのかもしれません。

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