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2017年11月15日 (水)

『中国文学の愉しき世界』  井波律子  岩波現代文庫

 近所の本屋で何となく買ってしまった本。ソファに寝そべりながら、たちまち読んでしまった。中国史上の奇人、奇想小説の紹介などのほかに、若いころからの学びの遍歴も書かれていて、ほぼ同世代の私にはそれもおもしろかった。師の吉川幸次郎や作家の高橋和巳の思い出も出てくる。

 半世紀ほど前、井波律子は京都大学で、第一外国語にフランス語を選び、同級生の多くは仏文に進んだそうである。でも井波は中文。「中国のほうが広くて歴史がある。文芸も豊かで多様に違いない」と思ったからだというから、1965年前後の女子大生として、すごい判断だ。今でも通用する正しさだと思うが、当時の京大文学部の中文には、それだけの魅力があったのだろう。

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(井波律子は、過度に漢文調でない普通の文章語で、中国文学の世界を門外漢に語ってくれるすてきな人です。岩波新書の『中国の五大小説』(上下2冊)も、すごくおもしろかった記憶があります)



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