最近のトラックバック

« 2017年6月 | トップページ | 2017年8月 »

2017年7月

2017年7月31日 (月)

雲の峰と岡本眸

 暑中なのに不安定な天気が続く。猛暑ではないけれど、ひたすら蒸し暑い。本来なら、紺青の空に雲の峰がそそり立つ時期なのに。これは去年の写真。

R0060967

 雲の峰というと、必ず思い浮かべるのが、岡本眸の句。私の好きな俳人である。

雲の峰一人の家を一人発ち

 昭和55年(1980年)の作。40代で夫を亡くし、一人暮らしになっていた。岡本さんの句は、ほとんどが何気ない情景を静かに詠んだものが多く、この句もどうということないと感じる人が多いかもしれないが、私は彼女の句会へ出かけるときの、決然とした思いを見る感じがする。この年には句誌「朝」を主宰している。
 こんな句もある。

雲の峰一指だに無駄なかりけり

空見ては今日をはげます青棗

 最近は全く消息を聞かないが、お元気なのか気がかりである。来年には90歳になられるはずだ。

2017年7月24日 (月)

新しいクリニック

 主治医が引っ越した。もともと下北沢病院の院長だった人だが、その病院の経営者が替わり、リウマチ科が廃止になってしまったのである。この病院はその前身を福原病院といい、全国的に名を知られたリウマチ専門病院として長い歴史がある。下北沢病院に名を変えてからも、その伝統は受け継がれていたのだが、ここへきてスッパリ断絶。リウマチ専門医であった私の主治医は、下北沢を去ることになり、結局、自ら開業したhttp://kakinokizaka.clinic/

 開業から3カ月余、東横線・都立大学駅前のクリニックは、開業祝の花束も片付けられて日常の雰囲気、主治医の先生も以前と同じ穏やかな笑顔である。しかし、下北沢に置いてきた私の18年にもわたるカルテは、どうなったのか? 患者の数も半端ではなかったはずである。考えるだに腹立たしい。法律上、持ち出せなかったと主治医は言っていた。もっとも、先生の記憶まで置いてきたわけではないので、先日も検査結果表を見ながら、「ここはずっとこういう値だったよね。特に心配しなければならない状態ではないです」。

 おもしろいところのある先生で、パソコンと「スターウォーズ」が大好き。クリニックの片隅には、下北沢からあったR2-D2が、ちゃんと控えていた。これと同じ形でミニサイズのUSBハブも、机の上にある。
 以前、私は大怪我をして整形外科の治療がうまくいかず、エックス線画像を整形外科からデータとしてもらって、内科系であるこの先生の意見を聞いたことがある。R2-D2形USBハブは、私の膝の画像データを、歌をうたいながら読み込み、主治医と私は笑った。結果、私は大学病院のリウマチ患者を対象とした整形外科に紹介され、6年前に手術で1ヵ月入院、今は元気にどこでも歩いている。

Img_0299
(専門外の外科的なアドバイスを、的確にしてくださいました。感謝です。なおリウマチには子供の患者さんもいます。男性も。本文敬称敬語省略

2017年7月19日 (水)

熱帯夜

 Img_0291

 あまりの政治情勢の悪さに、テレビのニュースやバラエティ番組を見る気がしない。かといって、夜は長い。

夫と観るツールドフランス熱帯夜〉   こはる

 フランスからのライブ。日本は夜中なので、iPod touchで撮ったがあまりきれいでない。華やかな雰囲気が出なくて申しわけなし。撮影はまた試みてみます。

Img_0292





2017年7月17日 (月)

暑中

 東京は連日の酷暑で、梅雨はどこかに行ってしまったとしか思えない。朝8時にはもうこんな具合。

P1050811_2

 買い物も省略、生協の配達に頼っている。クーラーはつけっぱなしだ。夜になるとクーラー疲れを感じる。ずーっと昔は東京でも、夜は蚊帳を吊り窓を開け放して寝たものだった。

盗まれるものなき幸せ蚊帳を吊る〉  こはる

 octpus11さんの真似をして、新聞の俳壇をよく読むことにした。自分には作れそうもない句を、ノートに写しておいたりしている。月曜日のささやかな作業になった。あとはなるべくプールに行って、なるべくゆったり泳ぐのが、毎年の夏の過ごし方になっている。


2017年7月10日 (月)

ドレッシング・ボトル

 これはここにときどきコメントをくださる、のりこさんの紹介である。ハリオのガラス製のドレッシング・ボトルで、のりこさんのブログhttp://choi-dora.cocolog-nifty.com/にもあるように、液ダレすることなく、大きさも120ccと手ごろ、掃除もしやすいという優れもの。格好もいい。サラダとカツオのカルパッチョにさっそく使ってみた。ちょっとした使い勝手のよさが、とてもうれしい。のりこさんに感謝である。

Dsc00835

 小さなレシピ本が付属している。ドレッシングのレシピ12に、その応用レシピが20、極端に個性的なレシピでないところが、またいい。ちなみに今、写真のボトルには、酢・オリーブ油・塩コショウ・砂糖に乾燥バジル粉が入っているだけだが、これでも市販のものよりはおいしいと家人は言った。4~5日で使い切って、また別のものを作ろう。

2017年7月 9日 (日)

『古事記を旅する』  三浦佑之  文春文庫

 今朝は朝から30度を軽く超していた。猛暑日になるに違いない。出かけるのはやめて、旅行記を読むことにした。この本は古事記ゆかりの各地を、カメラマンの大海氏と弥次喜多道中のように、2人で一緒に回って書かれたものである。ちなみにこういう本は、著者がひとり(編集者つきかも)で回って、後で適当な写真を添えて作ることが多い。
 古事記に詳しくなくてもわかるように、三浦氏は親切なうえに文章がうまい。まず九州・沖ノ島から日本海を、山陰を通って能登半島、内陸に入って糸魚川から諏訪までが第一部。高千穂から瀬戸内海を経て、熊野、伊勢、太平洋岸を通って房総までが第二部、難波から奈良を通り宇治川までの第三部。何といっても、日本海ルートと奈良盆地の話がおもしろい。昔は日本海側が主な交流ルートだったのがよくわかる。大陸から近いからである。
 わりにリベラルな立場からの古事記探訪記で、例えば明治以降の橿原神宮とか、あちこちに散見する「皇紀二千六百年記念」の石碑などには、けっこう冷淡だけれど、古事記の魅力を余すところなく伝える楽しい紀行書だと言えると思う。今度奈良に行くときは、ぜひ持って行こうと思います。

Dsc00831
(三浦佑之氏は古代文学者で1946年生まれ。作家・三浦しをんの父親でもあります。暑いけれど、どこか旅に出たいですよね。このところ母と娘が不調なことが多く、目下、夏籠りなのですが)

2017年7月 5日 (水)

ユリ

 台風は過ぎて青空。お隣のユリが満開で、窓を開けると我が家にも、いい匂いが漂ってくる。

Dsc00825_2

 梅雨明けはまだらしく、ひたすら蒸し暑い。夏負けするほうではなかったのだが、最近はすっかり夏が苦手になった。もちろん出かける用はあるが、9月まで最小限ということで、過ごすことにしている。

百合匂ふ真夏愛した日々遠く〉  こはる

 季重なり。最近、俳句に気が乗らなくて困っている。スランプというほどベテランではないけれど。句会に月1回しか出ないのが、よくないのかも。人には何らかの表現方法が必要だ。せっかく続けている俳句、もう少し大事にしよう。

句会終へ川面に重く送り梅雨〉   こはる

« 2017年6月 | トップページ | 2017年8月 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ