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2017年5月 3日 (水)

5月の柳橋句会

 ゴールデンウィークの谷間に、柳橋で句会があった。目の前に墨田川が流れ、少し歩けば神田川と柳橋に出る。しばらくぶりに、橋のたもとの佃煮屋で買い物をする。

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 句会の兼題は「昭和の日」。

駄菓子屋の土間のひんやり昭和の日〉   輝也

卓袱台の折り畳まれて昭和の日〉   容子

昭和の日わが青春の在り処〉   めぐみ

 昭和を懐かしむ句が多かった。やはりみなさんお上手だと思う。

昭和の日昭和の人の忘れゆく〉   こはる

 私のこの句はあまり点が入らなかったが、ベテランの男性の方がただひとり、特選に選んでくださった。懐古ふうの句を作りたくなかったのである。その意を汲んでくださる方がいて、ただただ感謝している。


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コメント

いかにもという「昭和」を懐かしむ句に対して、懐古的な句な句を作りたくなかったとおっしゃる気持ち納得。ついつい安易な情緒に流れてしまう自分への反省ともします。「昭和の人」の一人ですが掲載句のとおり「昭和の日」を忘れていました。思いつかない新鮮な視点ですね。

octpus11さん、ありがとう。
もっと雰囲気のある表現ができるといいのですが・・・。拙いです。

昭和の日は歳時記によると、「激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来を考えるための国民の祝日」なんだそうです。最近、昭和の辛かった歴史を忘れ、つごうのいい歴史だけ覚えておこうとするような風潮を感じます。句会ですらそうでした。

5月3日の憲法記念日、内田樹がブログにこんなことを書いていました。post truthの怖さを強く感じます。
http://blog.tatsuru.com/

戦後とはいえ、寒村育ちの私には、時々上京して垣間見た都会の生活がとても贅沢に思えたものでした。 

戦争を知らない子供たちが政治を操るこの不穏な時代に、連日過去の貧しい昭和の幼少期を想い出します。

オリンピックや万博ばかりが喝采を浴びますが、戦前は男尊女卑、女性は選挙もできなかった、戦争のボタンも押され、ヒロシマ・ナガサキ・・・多数の命が奪わたという史実に遅まきながら、目を向けねばと思います。 レトロな文化じゃなくて。

elmaさん、お久しぶりです。コメント、ありがとう。
レトロな情緒に浸っている場合ではないと思います。

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