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2017年1月20日 (金)

江戸文字で???

 今日は天気が荒れ模様の予報。出かけないで、もうじきある江戸文字講習会の予習をすることにした。テキストは明治初期の歳時記、形は江戸版本だそうである。

P1050747

 1行目「山根草 わらびの異名なり」
 2行目「摩耶参 初午に摩耶山に飼馬の無難を祈るなり」

 半年ばかり習っているが、まあ読めないことよ。慣れるしかないのかも。これでも古文書としては極めて易しいほうで、初心者向きの講習なのである。

 おそらく戦前の教育を受けた人たちは、なんでもなく読めるのだろう。大正生まれの私の両親、明治生まれの祖父母などには、なじみの字体だったのかもしれない。身の回りに活字印刷の本しか見かけなくなり、漢字や仮名を文部省が統制するようになってから、私たちは昔の人の書いた文字が読めなくなった。わずか3代前の先祖が残した日記さえ、もう満足に読めないのである。
 去年の秋、文化勲章を受けた中野三敏さんは言っている。「小学生には英語よりも、くずし字読解の基礎を」「かるたでも使って、遊び感覚で、変体仮名を学んでほしい」と。「あ」は一種類ではない。それを知るだけでも、歴史の豊かさを少し味わえるかもしれない。

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コメント

20年ほど昔、精を出して古文書の講座に通いました。熱心な先生で国立図書館で書籍を借りだしては読ませてくださり、かなり読めるようになったのですが自己都合で止めてしまいました。語学と一緒で日常的に接してないとダメですね。もうすっかり忘れてしまいました。博物館などで資料が読めた昔を思うと、残念なことをしたと思います。

定期的に講座などに出ていないと、読めないですね。中野さんも「一ヶ月も見ないでいたら、もう読めなくなる」と、どこかで書いておられます。
私は月に1回だけ、古希近くなって初めて学ぶので、さっぱり読めるようになりません。それでも先日、奈良に行ったとき、古い玩具を展示するところにあった江戸の絵草紙が、読めることに気がつきました。難しいのはダメです。
講習会が近所である間は、楽しんで通おうかと思っています。

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