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2016年11月27日 (日)

白川静先生

 遠い昔、仕事で白川先生にお目にかかったことがある。30年近く前で、先生は80歳くらいだった。小柄でしっかりした体つき、目が黒々と輝き、オーラがあった。事典の甲骨・金石文関係項目の、内容チェックをお願いしたような気がする。頼りないオバサン編集者に、先生はとても優しかった。
 この3冊は文庫本だが、ものすごく厚くて読み応えがある。いちばん読みやすいのは『回思九十年』、先生90歳を記念して出された回想記と対談集である。あとの2冊の『文字逍遥』『文字遊心』はエッセー、3冊とも平凡社ライブラリーに入っている。ゆっくり楽しんで読みたい。

漢字が教育の妨げとなり、人の思索や創造力を弱めていると考えるのは、大きな誤りである。努力しないで習得される程度のものが、すぐれた文化を生むと思うのは、横着な考え方というべきであろう

 現代の日本語教育には危機を感じておられたようだ。

R0061233
(足を痛めて外出できない日が続いています。11月は俳句の会の吟行や、高校時代の仲間と出かけたりなどが続き、そのうえ補聴器の試聴に通ったりしているので、どうも足を酷使したらしい。もともとかなり健脚でした。リウマチになり大けがをしたのに、以前の習慣というか感覚が、なかなか改まりません。嘆かわしい・・・)

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