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2016年11月16日 (水)

『武州公秘話』 谷崎潤一郎 中公文庫

 近所のBook Offで見かけて買ったもの。たしか須賀敦子が、イタリア語に訳したはずである。どうしてこんなに日本語の極北みたいな時代小説を、イタリア語に訳せて、イタリア人に感銘を与えることができたのだろう。不思議に思うばかりである。
 この小説は昭和6年から「新青年」に連載され、木村荘八の挿絵がついていた。中公文庫にはそれがそっくり載っているのも、楽しみのひとつ。内容は戦国時代を舞台にした伝奇的なロマンで、ときに薄気味悪いが魅力があり、ドキドキしながら読んでしまった。取り憑かれたらどうしよう・・・。

P1050719_2
(須賀敦子が谷崎潤一郎から、文章のうえで大きな影響を受けたのは、確かだろうと思います。『細雪』などからもそれを感じます。谷崎は東京・日本橋の生まれなのですが、関西がほんとに好きだったのですね)


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コメント

面白そうですね。
読んでみたいと思います。
東北人にとって『関西』は異国のように感じることがあります。
Bushu pubblica storia segreta?

私も東京生まれなので、関西弁はしゃべれませんから、異国感、わかるような気がします。

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