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2016年10月

2016年10月30日 (日)

元興寺のキキョウ

 元興寺はもともと大きな寺で、奈良町一帯を覆いつくすほどだったそうである。歴史も古く飛鳥時代の瓦が今も屋根にあるという。今は一部の建物が残るだけで、極楽堂は国宝。ここは歴史上、大切な資料・建物が多く、世界遺産になっている。

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 残念ながら、あまり天気がよくなかった。ここにも無数の石仏があるが、掘り出されて並べられたらしい。小雨の中、キキョウが咲いていた。

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(カメラはRicoh GR。どんな天気でもきれいな色が出ます。デジカメは紫が変になることが多いのですが、これはだいたい大丈夫)


2016年10月28日 (金)

般若寺のコスモス

 奈良に行ってきた。朝早く宿に近い般若寺に行ったらコスモスが満開。雨模様で寒かったせいもあるだろうが、人出も少なかった。

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 30年ほど前にもここへ来たことがある。寂しげで荒れた感じのお寺だったが、今は「コスモスの寺」としてとても有名になったらしい。でも花だけではなく、本堂の文殊菩薩像もすばらしい。こちらは当然ながら撮影禁止。凛々しい少年ふうの清楚な仏像である。秋の秘仏公開で、阿弥陀如来も拝観できた。こちらは寺内の十三重の石塔の五重目から、1964年に発見されたのだとか。塔は1253年建立だから、700年以上隠れておられたことになる。

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 般若寺は飛鳥時代に高句麗の僧によって開かれ、平安時代には学問寺として盛んだったが、平氏の南都攻略で炎上した。その後もいろいろあったようだが、真言律宗の寺として今に至っている。
 寺には数えきれないほど石仏がある(右奥に石塔の一部が見えています)。

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 場所は奈良坂。この道は京都に通じていて、昔はいちばん重要な街道だった。平重衡の軍勢はここを通って般若寺を焼き払い、東大寺も破壊したのだろう。

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(宿泊は「小さなホテル 奈良倶楽部」http://www.naraclub.com/ 。なかなかいいところでした。団体旅行が合わないので、いつも宿泊場所探しがたいへんです)







2016年10月22日 (土)

ローズガーデン

 5月に開園した団地のローズガーデンが、秋の花で賑わい始めたそうなので、出かけた帰りに寄ってみた。ここは区の「花と緑の相談所」のわきで、すぐ近くには区のバラ園もある。両者がどういう関係なのかはわからない。もともとここには温室の熱帯植物があったが、あるとき壊されてしまった。耐震基準を満たしていなかったからだそうである。建物がなくなってしまえば、みんなすぐに忘れてしまう。新しいローズガーデンは美しいが、温室が好きだった私はやや複雑な思い。

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 テントの向こうの台には、ハロウィンを祝う準備がしてあった。これも数年前には見なかった光景。外国から来たお祭りで、私にはよくわからない。カボチャの収穫祭だと思えばいいのかな。そういえばこの団地の北側の都立公園では、「大根まつり」というのが開かれたことがあって、土地柄を感じさせてすごくおもしろかったっけ。
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 ローズガーデンには、バラのいろいろな匂いが確かめられるような、工夫がしてあった。ガラスの鉢に花を浮かべてあるのが美しい。
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(カメラはRicohのGR、レンズは28ミリ)





2016年10月19日 (水)

「菊の香や奈良には古き仏達  芭蕉」

 来週から奈良に行く予定である。20年ぶりで、泊まるのは初めてのプチホテル。東大寺のすぐそばなので、朝や夕方に大仏様を拝めそうだ。ちょうど奈良博で正倉院展をやっているので、空いている夕方に行こうと思い、大いに楽しみにしている。

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 歯医者と補聴器店の用事が重なって、どうかと思うほど忙しい。どちらも11月にもつれ込みそうだ。幸せなことに、どちらの担当者も誠実ないい方々で、こういう人たちで今の日本は、何とか動いているのではないかと思うほどである。どちらも紹介状を持って行った。
 補聴器店は、補聴器を扱う専門の訓練を受けた「認定補聴器技能者」がいる専門店で、うちからバスなどで30分ほどかかる。補聴器は器械の調整と本人の慣れが大切なのだそうで、お店の人は「まず右耳で1週間以上、次に左、両方も試してみて、それで合わなければ別のタイプを試しましょう」と言った。おやおや、1ヶ月くらいは試聴期間になりそうだ。「残念ながら、以前と同じように聞こえるようには、もうなりません」とも。寂しいことである。

2016年10月12日 (水)

歯医者さん

 やたらに忙しいと思ったら、ここ3週間で7回も医者に行っていた。とくに体調不良ではなく、ずっと蒸し暑くてサボっていた検査などが、溜まりに溜まった結果である。トホホ・・・。
 事情があって、歯医者さんを替わることにした。今までとあまりにもやり方が違うので、すごく驚いた。最近できた歯科クリニックなので、検査・治療の機器は最新型、口腔のレントゲン撮影から歯周病の検査、口の中の細菌の様子まで、その場で画像にして見せてくれる。大昔に治療した歯の一部が、虫歯になっているのが見つかった。すでに神経を取ってあるので痛みがなく、気がつかなかったのである。しばらくお世話になるしかない。口の健康がどんなに大事かは、母のいるホームでもよく言われることだ。

 今朝は爽やかな青空、鱗雲が出ていた。雲は5分後には姿を変えてしまう。さっそくGRでパチリ。
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 わが家の庭の山茶花が咲き始めている。ちょっと早いなあ。この木は小さな枝だけのときから、ずっと世話をしてきたので、とても愛着がある。
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2016年10月 7日 (金)

愛染院のお地蔵様

 近くにあるわりに大きなお寺で、真言宗らしい。奥の墓地の近くには、かなり古そうなお地蔵さまが並んでいた。

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 こちらはことに古そう。お顔がよくわからない。

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 こちらはくっきりとしたお顔が美しい。

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 やっと秋らしい陽気になり、空が青かった。

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(カメラは久しぶりに、RicohのDR。色が独特なように感じます。いちばん下だけ明るく補整、あとは撮ったままです)




2016年10月 3日 (月)

『鷗外の坂』  森まゆみ 中公文庫

 1996年に単行本が出たそうだから、ちょうど20年たっているわけだ。著者の森まゆみは今62歳くらい、彼女は40代に鷗外に取り組み、この鷗外伝を書いた。大きな対象に奮闘した著者の姿が伝わってきて、とても読み応えがある評伝になったと思う。
 鷗外の日常生活が出てきておもしろい。とくに夏の曝書は、一家総掛かりで行う楽しい行事だったそうである。また晩年までドイツ語の本を、よく読んでいたらしい。鷗外は2回、結婚したが、その間の10年ほどは母の勧めで、近くに妾を置いていたというのは知らなかった。母と再婚した妻とがうまくいかなかったのは、あまりにも有名な話である。
 鷗外は「微笑の人」というのが、この本のいわば結論である。よき父親で4人の子供をとてもかわいがった。再婚した妻も大事にした。暴力亭主だった夏目漱石とは、ずいぶん違うものである。
 ちなみに鷗外は、明治29(1896)年、一葉の棺に騎馬で従おうとして遺族に断られ(目立つから)、大正5(1916)年の漱石の葬式には列席している。亡くなったのは大正11(1922)年の7月、61歳だった。

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(鷗外は19歳で、今の東大医学部を卒業〈入学ではない〉して、軍医になり後に栄達を極めました。いつも多忙で、生き急いだ人生だったように見えます。団子坂上にあった眺望のいい家は、今は森鷗外記念館です)

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