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2016年5月

2016年5月31日 (火)

宇治新茶

 宇治の街のお茶屋。店先は雑然としているが、花も飾ってあって、どことなく雰囲気を感じる。右の赤い茶筒は、どうしてへこんでいるのかしら?
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2016年5月28日 (土)

『ひきこもり文化論』  斎藤環 ちくま学芸文庫

 表紙の石田徹也の絵「飛べなくなった人」がすごいインパクトで、思わず手にとった。斎藤氏は現役の精神科医で、ひきこもりの支援や治療に詳しい人として、とても有名である。この本は治療の話ではなく、その文化論の集大成。こうすればよくなるという本ではない。
 子供のひきこもりに苦しむ人は多い。うちから出ないだけではなく、家族に暴力をふるったり、ネットで際限なく浪費したり、処方された薬を乱用するなど、厄介な事態に発展していくのが珍しくない。一般に、親や親族がやっきになって関わっている間は、よくならないことがほとんどで、私の貧しい見聞でもそうである。「家族って何だろう?」と考えてしまう。
 
人間は去勢されることによって、はじめて他者と関わる必要性を理解するようになります。逆に、人間は去勢されなければ、社会システムに参加することすらできません。(中略)このとき「母親─息子」ユニットを主軸とする甘え文化は、去勢に対してしばしば阻害的に作用します
 
 「去勢」というのは、女性の場合にもあてはまるラカンの概念(象徴的に父親を意味する)らしいのだが、私にはうまく説明できないので、関係書物をご覧ください。
 母親はひきこもりの息子(なぜか男性が多い)を、何とかしたいと懸命に努力する。「他人と出会えば快方に向かう」などと説教されても、他人なんか誰も近寄って来ないのが現実だ。医者だって逃げ腰。どうしたらいい? どこかに関わってくれる「他人」がいないか、家族はさまようように探すことになる。本人はたいがい何もしない。
 別の本によれば、こじれたひきこもりの場合、斎藤先生は親に患者を)追い出せば?」とか、「(母親に)あなたが出ていけば?」とか、アドバイスすることもあるようだ。もしかしたら、そういう行動をサポートする施設が、必要なのかもしれない。
 
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(よく聞くのが「親の育て方が悪い」「本人が怠け者で性格が悪い」という意見。簡単にものごとを考えるのが流行して、まさに「事態はゆっくりと深刻化しつつある」ようです。大勢のひきこもり人が高齢になったら、無年金の人が増えて、社会福祉制度そのものがおかしくなります)

2016年5月27日 (金)

『俳句のユーモア』  坪内稔典 岩波現代文庫

 「俳句とは何か」をつきつめた本でないのは、後書きに「論理で最後を詰めるということは意識的にしなかった」とあるとおり。ときに楽しく、ときに考える内容になっていて、発見も多かった。
 たとえば俳句の「片言」性。作者の思想や感情を十分には表現しきれない短さなので、片言のような形になるのだが、その近代文学としての未熟さ、不完全さこそ、反対に俳句の長所にもなりうるという坪内氏の考え方は、とても魅力がある。
 また作者の自由な表現を妨げると言える「兼題」も、
 
俳句はそんな言葉を通して感動を見つける文芸なのだ、きっと〉
 
 と言われてしまうと、なるほどと思わざるをえない。いいですよ、この本。
 
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2016年5月25日 (水)

ホタルブクロ

 伏見の道路わきで咲いていたホタルブクロ。色が濃かった。梅雨が近いのを感じさせる花である。東京ではかなり郊外に行かないと、見られなくなった。
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(旅行にはRicoh GRを持っていきました。小さくてもセンサーはAPSサイズ、きれいに撮れるからです。レンズは28ミリ)

2016年5月24日 (火)

旅の靴は・・・

 旅でいちばん気をつけなければならないのは、靴とバッグである。京都駅中のカフェで出会った、ドイツ人観光客の足元がすてきだった。こっそり撮らせてもらう。
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 左の女性のサンダルは、いかにも履きやすそうだ。右は男性、これもしっかりしたサンダルを履いている。2人とも50代くらいだと思う。日本にもドイツの健康サンダルは輸入されているが、おそろしく高価だ。あまりに高いので、旅行にはもったいなくて、履けないくらいなのである・・・。
 バッグは私の悩みの種である。関節リウマチなので、重い荷物は厳禁、おまけに5年前に片膝を人工関節にしたので、ますます荷物が持てなくなった。手荷物はなるべく軽いリュックに入れるようにしているのだが、なかなか使い勝手のいいものがなくて困っている。

2016年5月23日 (月)

宇治

 旅の最後に寄ったのは宇治の平等院。大昔に修学旅行で来たことがある。今も修学旅行生がいっぱいだ。平等院は改修され、やたらにきれいになった。本堂には50人ずつ区切って入ることになっており、1グループは20分くらい、長蛇の列になることもあるそうだ。本堂の壁に飾られている雲中菩薩像も、半数はレプリカなのだそうである。頼道は何と思っているだろう?
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 宇治川のほとりに出て、JR宇治駅まで歩く。駅の真ん前には、茶壷の形をしたポストがあった。
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2016年5月21日 (土)

伏見

 伏見に行ってきた。水の街で、昔は港だったそうだ。秀吉のころは日本の首都であったとさえ言える。歴史的に有名なところはたくさんある。まずは船に乗って、かつての伏見をしのぶことにする。
 日本酒で有名な土地なので、「黄桜」とか「月桂冠」などの酒蔵や記念館が、水路沿いに並ぶ。
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 宇治川手前には赤い水門があり、今は閉じたままである。向こう側は宇治川。
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 伏見には「竜馬通り」という観光路があって、お店もたくさんあり、なかなかにぎやかである。
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2016年5月19日 (木)

万福寺の普茶料理

 宇治の万福寺に行ってきた。ここは黄檗宗の総本山、大きなお寺である。普茶料理が有名なので、それが食べたくて来たのです。
 お寺はどことなく中国風で、エキゾチックな感じがする。
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 境内は撮影が自由でなく(当然だけど)、有名な食事を知らせる魚型の板も、そっと撮らせていただいた。
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 食事にはコースのもあるのだが、当日でもいただける普茶弁当を。
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 おいしかったです。味付けは上品な薄味、これにお吸い物と香の物がつく。

2016年5月14日 (土)

旅行  伏見と宇治へ

 来週から関西に旅行である。お天気が心配だなあ。
 京都以外のところにも行きたいから、ここ数年、団体ツアー旅行も試してみた。でも私には向かないようだ。団体行動が苦手で、「ここは30分ですよ~」というのもダメ。バスは大丈夫だが、一日に10ヵ所近く回るせわしなさは、もう古希近い身としてはつらい。旅行にまでガツガツしたくないのである。旅行会社からは毎シーズン、厚いパンフレットが来るのだけれど・・・・・。
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 今回は伏見と宇治を予定している。伏見ではお天気が許せば、琵琶湖疎水を行く船に乗りたいし、宇治では万福寺にも寄って、普茶料理も食べてみたい。
 
(宿泊はいつもの京都・嵐山の保養所(すみのくら)。ここはとにかく部屋が広くて、3人だと2部屋のリビングつき、70平米以上のスペースになり、ソファのセットも大きくて、とてもゆっくりできるのです。宿泊料も安い。おかげでほかの宿に、泊まれないでいるのですが・・・。
 私は片膝が人工関節で、終日、全荷物を担ぐのは無理です。そこで1ヵ所に連泊し、昼間は手荷物だけで、あたりを見て回る形になります。連泊ですから、感じのいい宿でないと消耗してしまいます。京都以外にも行きたいところはたくさんあるのですが、いつも宿が決まりません。奥能登などで、部屋が広く静かな民宿をご存じでしたら、教えていただけるとうれしいです)
 

2016年5月 9日 (月)

Windows10に更新

 ちょっと時間があったので、7から10に更新した。どうやら無事にできたようだが、細かい設定、たとえば新聞デジタル版のユーザー登録などは、またやり直さなければならす、それなりに煩わしかった。OSが替わると使い勝手が違ってしまう。写真を取り込むにも一苦労。コマンドバーはないし、マイコンピュータも見つからない。しかたないのでコントロールパネルから、いろいろやってみているところ。ブログを更新しようとしたが、日本語が入らなくて困った。これはエディタソフトの下書きをコピーしている。
 
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(ATOKを使っていたためらしいです。IMEに替えたら書けるようになりました。でもATOKのほうが、漢字変換などはずっとお利口だと思うんだけど・・・)

2016年5月 7日 (土)

小石川後楽園の句会

 月に一度の大きな句会に参加。場所は小石川後楽園の涵徳亭である。出席者は約30人、ひとつの場所で講評を交わすには、このくらいが限度なのではないだろうか。ベテランが多いので、かなり緊張した。時間もかかった。そんなわけで、いささか疲れてしまった。
 3句出して、3句ともみなさんから点を少しずついただいたが、入選した句はこれだけ(120句のうち、主宰・代表に選んでもらえるのは10句余である)。

麦秋の畑の割れて阿蘇の空〉  こはる

 後楽園は藤が終わり、花菖蒲の季節を迎えている。いい天気で暑かった。写真の奥が藤棚、手前が花菖蒲の水田である。
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 池のほとりにカルガモの一家がいた。人が大勢通る通路の脇である。カルガモの子供はカラスに獲られて、なかなか育たないと聞く。この一家はたぶん、人がたくさんいる場所のほうが、カラスに狙われないと思ったのかもしれない。
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(カメラはRicoh GR。望遠がないので、近寄れません。カルガモがよく見えないけど、まあ保護色のような姿なんだから、しかたないですよね)

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