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2015年11月

2015年11月30日 (月)

母の2枚

 母は91歳、今は近くのホームにいる。少しボンヤリしているが、感性や感情はそのままで、私の撮ったうまくもない写真を、iPadで喜んで見てくれる。母は40年以上、絵を描いていた。その母が、先日の琵琶湖旅行の写真の中から、気に入ったと選んだのがこの2枚。上は竹生島、下は近江八幡。どちらも朝9時半ごろである。

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2015年11月29日 (日)

『いつまでも若いと思うなよ』  橋本治 新潮新書

 たしかに年寄りは美しくないんだろう。82歳で亡くなった祖母が、よく「老醜」を嘆いていた。30代だった私は、何と言っていいかわからなかったが、目の前の祖母を醜いと思わなかったのはたしかである。最近は団塊の世代でいい年の人が、「嫌老」意識を隠そうともしない。老いを正面から見つめられないのだ。現代の老後はおそろしく長いというのに・・・。
 これは団塊の作家・橋本治の「老人論」。橋本節全開で笑うほどおもしろい。
 
〈「年を取る」ということと、「自分の老いに潰される」ということは違うことで、年を取る内にいつかは「自分の老いに潰される」ということも訪れましょうが、そうなっても困らないように、早い内から「自分は年寄りである」と思い込む癖をつけておいた方がいいと思います〉

アベノミクスの危うさは、やっぱり「時代そのものが老いてしまっていることへの備え」が欠けていることなんじゃないかと、私なんかは思いますね〉

〈本当なら私は、どうして「年を取る必要のない文化」が日本に定着し、アンチエイジングが大はやりになってしまったのかということを考えるべきなのかもしれませんが、今の私の関心事は自分は年を取った」ということを確定させることにしかないので、「年を取るのはやだ」と言っている人のことなんか、どうでもいいのです

 橋本氏は数年前、血管炎という免疫系の難病を患い、一時は歩くのもたいへんだったそうである。街の鏡に映る自分のヨロヨロ歩く姿を見て、「いくらなんでも、ちょっと早いんじゃないの?」と思ったのが60代前半。でも上記のように考えたのは、もっとずっと若いころからのようで、いわば筋金入り、負け惜しみで書いた老人論でないのは、読んでいるうちにわかります。

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(「動けなくなったら、すぐ死にたい」とか「ピンピンコロリがいい」というのは、ファシズムです。みっともなさに愛と関心を。老いの問題は障害者問題と同じなのではないでしょうか)

2015年11月26日 (木)

立寒椿

 突然寒くなった。だからでもないだろうが、立寒椿(タチカンツバキ)がきれいな色で咲いている。ここは光が丘団地の椿園である。ほかの椿はこれからの様子。
 カメラはRicoh GR。コンパクトデジカメだがよく写り、最近はこれだけあれば充分ではないかと思ってしまうほどである。ただし、これ以上は近寄れない。

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(Ricohのカメラは、独特の色が出るように感じます。Micro 4/3のほうが、モダンな感じに撮れるかも)

2015年11月24日 (火)

黄葉真っ盛り

 駅の近く。スーパーなどがある北口ではなく、南口です。

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2015年11月21日 (土)

『服従』 M・ウェルベック 大塚桃訳 河出書房新社

 先日のパリでの大きなテロ以来、すっかり有名になったフランスの小説で、私はこの本の名を少し以前に、内田樹のツィーッターで知った。内田はもともとフランス文学を学んだ人である。この本については、今年初めのシャルリー・アブド誌襲撃事件直後に書かれた浅田彰の長い文章が詳しいhttp://realkyoto.jp/review/soumission_michel-houellebecq/。私はフランスもフランス文学もよく知らず、内田の「おもしろい!」という言葉に好奇心をそそられて、読んでみたというわけである。おもしろかった。
 主人公はフランソワというパリ大学の文学部教授、2022年のフランス大統領選挙でイスラム政党が勝利し、大学がイスラム化されて失職する。やがてユイスマンスの専門家として、ある叢書の編纂に参加するのをきっかけに、大学に再び近づき、最後はイスラムに改宗して再び教授の席に戻るというのが、だいたいのあらすじである。
 このフィクションの中に、どこまで現実のフランスの政治社会が書かれているのか(実在の政治家名がたくさん出てくる)、またこのいささか情けない主人公の言動が、どこまでありそうな話なのか、よくわからないのだが、主人公=フランス自身という解釈は、かなり戯画化されているにしても、当たっているのかもしれない。それも知識階級である。活力のなさ、現状を追うに精一杯の政治分析能力、結婚もせず、安定した人間関係も持てず、刹那的な快楽にふける・・・。そこに入ってきたのが、「穏健」なイスラム勢力だったという設定だ。そしてイスラム政権になって、治安は安定に向かい、女性は労働市場から姿を消して、結果として雇用率が上がる。資本主義、民主主義、民族主義の敗北である。
 ヨーロッパは疲れている。日本もそうだと感じないわけにはいかなかった。

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(このような本について、かつてよく語り合った村井健さんが亡くなりましたhttp://blogs.yahoo.co.jp/pu_sikin。とても寂しいです。ご冥福をお祈りします)



 

2015年11月16日 (月)

醒ヶ井

 中山道の宿場だったところで、かすかにその面影を感じ、今度の旅でいちばん印象的だった。

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 右脇を流れる地蔵川は湧き水が水源で、今も透き通った清流である。梅花藻が咲いている。28ミリレンズという広角なので、撮った後でトリミングだけしました。

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 地元の方が清流の維持に熱心で、静かな環境が保たれている様子。たまに私たちのように、観光バスでやって来る人が、川沿いをぞろぞろ歩く程度である。

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2015年11月15日 (日)

琵琶湖

 今回の旅行の目的は、何と言っても「琵琶湖」そのものである。カメラはRicohのコンデジしか持って行かなかった(行けなかった?)ので、レンズは28ミリだけ。ズームはない。

 長浜港から竹生島に向かう途中の船の上から。朝早くで、これから晴れるところ。
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 竹生島で。信仰の島で観光地ではないため、静かな雰囲気だった。
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 琵琶湖バレイのロープウェイから。右手が大津。
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(どれも加工していません。小さいカメラは楽でした♪ 私はもともと、ズームレンズがあまり好きではありません。古~いタイプの写真好きなんです)










2015年11月13日 (金)

彦根城

 彦根城の表門近く。内堀は船で遊覧できるらしい。この日は小雨交じりの天気で、あたりは静か。鳥が1羽だけおりました。
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 天秤櫓から下を見る。石垣が見事だ。
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 天守閣への入口。ここまで階段がたくさんあるので、杖を借りてやって来る人も多い。
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 私は足が悪いので、天守は途中までしか行かなかった。代わりにひとりで博物館に寄る。井伊家に伝わる宝物がたくさん収納されていて、能関係のものがすばらしい。R0060293_2

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 今回は旅行会社企画の「琵琶湖めぐり」のツアー旅行である。家族だけでは考えられないほど、いろいろなところに行ったが、どこも滞在時間は小一時間。楽だったような、大変だったような・・・・・。写真を撮るには向いていない(>_<)。彦根城全体写真は、あちこちのブログやホームページをご覧になってください。






2015年11月12日 (木)

比叡山の紅葉

 旅行から無事に帰ってきたが、いささか疲れてしまった。気になったお天気は、初日にちょっとだけパラパラ降っただけ。延暦寺は2日目で、すでにきれいな青空。紅葉の写真を1枚だけ貼って、あとはこれからゆっくり整理します。

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(カメラはRicohのGR。レンズは28ミリだけしか付いていません)

2015年11月 8日 (日)

立冬

 立冬の朝は雨。明日から数日、旅行の予定。お天気はどうなのだろう? 

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(ここはは昭和2年に建設されたとか。もともとは山下公園のほうにあったようです)

2015年11月 5日 (木)

『湿地』 アーナルデュル・インドリダソン 柳沢由美子訳 創元推理文庫

 アイスランドのミステリーの注目作。アイスランドが人口30万ほどしかなく、住民のほとんどが過去に遡れば、血縁関係にあるという国なのを初めて知った。このことが事件の謎を解く大きな鍵になっている。でも横溝正史の「八つ墓村」みたいな話かと思えば、そんなことはなく、普遍性のある警察小説で、だからこそイギリスのCWAゴールド・ダガー賞を受賞したのだろう。。題材は北欧ミステリーらしく明るいとは言えないが、文章にリズムと活気があり、300ページ余で45章という細かい章立ても、テンポよく読みやすかった。 原作は2000年刊行、リーマンショック以前である。シリーズとしては14作あり、これは3作目。ほかのも早く文庫になってほしい。
 この訳者の名に見覚えがあって、読む気になった。柳沢さんはスウェーデンのかつての名作ミステリー、「マルティン・ベック」シリーズの訳者なのである。この本もスウェーデン語版からの訳だそうである。

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(発音しにくそうな名前がたくさん出てきますが、アイスランドではファーストネームが正称で、電話帳にもそちらが載るのだとか。これも人口が少ないのが影響しているのかもしれません。血縁や地縁について、いろいろ感じるところの多い作品でした)


2015年11月 2日 (月)

霜月

 しみじみ秋だなあと思う一瞬。

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(カメラはRicohのGR。下の写真の影は私ですが、こんなに細長いわけではありません・・・)




2015年11月 1日 (日)

黄色いバラ

 庭に黄色いバラが欲しい! 以前、イングリッシュ・ローズの大輪の黄色を、10年ほど咲かせていて、花の頃はよく近所にお裾分けしていた。それが台風で根本から折れて数年、何だか庭が寂しくなったような気がしてならない。
近所のバラ園に行っても、黄色が気になる。

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 冬はバラの大苗を植える時期である。また探してこようかなあ。


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