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2015年9月 8日 (火)

『間違いだらけの補聴器選び』  中村雅仁 コスモ21

 補聴器はとても高価で使いにくいという、きわめて悪評の高い商品である。これは教わることの多い本だった。「補聴器も売っているお店」ではなく専門店を訪ねて、どのタイプの補聴器が合うのか、認定補聴器技術者とよく調べてみる必要があること、高価なのは技術料も含まれるからなので、買う前よりもむしろ買ってからのほうが、そのお店と縁ができると考えるべきであること、慣れるには多少の努力がいるので、できれば早くからのほうがいいこと等々。
 日本人はコミュニケーションの手段として、会話より雰囲気や表情を重んじる傾向があるようだ。「そういう文化のところでは、補聴器文化が大切にされない」という指摘にはドキッとした。買いっぱなしで「雑音が辛いから使わない」ことが非常に多く、周囲もそう思うようになるのは、買う側にも問題があるのかもしれない。ちなみに聞こえないままを放置すると、聞き分け能力(脳力?)がしだいに劣化していくそうである。
 私は現在、「蝸牛性メニエール病」による低音障害で、軽度の難聴である。ふつうの生活ではあまり不便がない。困るのは句会や福祉関係の会合で、そのときだけfemimiという優秀な集音器を頼っている。一般に「蝸牛~~」では、補聴器が必要なほど悪くならないと言うが、何せ歳もとっているので、先はどうなるかわかりませんねえ。

P1050220
(著者は補聴器メーカーに勤めていたことのある方で、販売関係です。多くのお客さんとつきあううちに、こういう本の必要性を感じるようになられたとか)


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