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2015年2月15日 (日)

『この野菜にこの料理』 有元葉子 筑摩書房

 料理には自信がない。ずっとフルタイムで働く兼業主婦で、夜の6時半に帰宅し、7時半までに4人分の夕食を作るという生活を、30年くらい続けていた。料理学校などには行ったことがない。夫も姑も文句の多い人で、誉められたことがほとんどなく、自分は料理が下手なのだと思い続けてきた。
 数年前に娘が調理師になった。それが最近になって「お母さんは料理が下手じゃないよ。夕方1時間しかないのに、いつも工夫してたよ。そういうのに影響されて、私は料理の道を選んだんだよ」。え? すごくびっくりした。たしかに「また、これなの~~?」と言われたことはないけど・・・。
 孤独で忙しいだけの料理に、なんであんなに長い間、耐えられたのだろう? マジメだったから? いいや、違う。たったひとつ理由があるとすれば、自分が食べたかったからだ。昼間仕事をしていれば、そうそう間食はできず、夕方には腹ペコになる。おまけに私は頑健なほうではないけれど、吐き下しには縁遠いほうで、好き嫌いも少ない。職場は築地市場のそばだった。自分が食べたい、そして娘に食べさせたい一心で、アジを三枚におろしたり、コロッケを丸めて揚げたり、八頭や筍を煮たり、薩摩揚げまで作った日々を、今は懐かしく思い出す。

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(今は簡単なものばかりになりましたが、夕方になると自分で作ったものが食べたくなります。関節リウマチで薬を大量に飲んでいるわりに、今のところ胃腸は大丈夫なようです。お客料理が全くできないので、やっぱり料理が得意とは言えないですね。料理の本はよく見ます)

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