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2015年1月

2015年1月29日 (木)

黄水仙

 わが家の庭で満開。南向きの庭なので花も南を向いて咲き、住人はいつも花の後ろ姿を見ることになる。誰かが言っていた。「庭は北側に広々と造る。そうすれば庭の美しい景色を楽しめる」と。贅沢だなあ。わが家は団地で、庭があるのさえ珍しいのです。

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(庭が美しい景色とは限らないですよね。物置場にしてしまいそう・・・

2015年1月28日 (水)

著作権

 長かった編集者時代に痛感したのが、著作権の大切さである。若いときにはトラブルを起こしたこともある。自分で少し書くようになってから、「盗用」「盗作」は人権侵害に近いというのが、わかるようになった。文章も写真も同じである。
 ブログでも、自分で書いたのか引用かはっきりさせ、テレビ画面やポスター、カタログなどの写真は、なるべく使わないようにしている(使うときは断り書きをつける)。プロの作品はかっこいいから、惹かれてしまうことはある。気をつけなければ・・・。

 宮本常一は生涯、旅を続けながら、小さなカメラで撮影し、えんえんと自分の言葉で文章を書いた。その篤実さに惹かれる。1981年没。全集は50巻を超え、まだ刊行中。

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写真は母のホームの近くにいつもなっている夏みかん。ネット上の著作権については、いろいろな意見があるようです。これは参考のひとつ。http://matome.naver.jp/odai/2137277489325190401

2015年1月27日 (火)

『日本辺境論』  内田樹 新潮新書

 歳のせいか「辺境」的気分になることが多い。つまり、中心は自分から離れたどこか遠くにあり、それに合わせて生きなければならないように感じる・・・。著者によれば、これは退職者特有の心理というより、民族的特徴なのだとか。え? というわけで読んでみることにした。

・・・本当の知は「どこかほかのところ」で作られていて、自分が中略知っていることは「なんとなくおとっている」と思っている・・・

 これは日本人の遠い昔からの伝統的感性で、今さら改めようがなく、改めたときは、日本人が日本人でなくなるときだから、この際、とことん辺境でいこう、というのが著者の主張である。内田は元気いいなあ。
 

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(著者自身が言っているように、珍しい論旨の本ではありませんが、最終章の日本語辺境社会形成論は、すごくおもしろかったです。数年前のベストセラー)

2015年1月24日 (土)

ネコヤナギ

 ネコヤナギの花穂が出ているのを発見。もうすぐ春なんだと強く感じる一瞬である。

山の際に雪は降りつつしかすがに この川楊は萌えにけるかも  坂上郎女〉

 川楊は「かわやぎ」と読んで 、猫柳のことだとか。万葉集から。昔からあった植物らしい。アップにすると、なかなかモダンな姿だ。

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(Micro 4/3に90ミリマクロ)

2015年1月21日 (水)

イヤホン

 iPadのイヤホンを替えてみた。私は左耳が少し悪くて、iPadからの音がどうもモヤモヤしていたのである。新しいのはPhilipsのアウトレット品で、かなり安い。付け替えてみたら、すごくよく聞こえる。耳のせいではなかったのだ! 
 遅まきながら、iPadにCDの曲を入れてみた。ステファン・グラッペリのジャズヴァイオリン、宮本文昭のオーボエ、フランス・ブリュッヘンのリコーダー、アンナー・ビルスマのチェロ(ボッケリーニで私は大好き)等々。iPodのように使っている。

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2015年1月20日 (火)

ロウバイ

 今日は大寒。母のいるホームへ行く。住宅街のど真ん中で、お店などが一軒もなく、母はそれが不満らしい。そのかわりとても静かで、散歩には向いている。ホームの近くのお宅では、ロウバイが満開だった。あたりはいい匂いに包まれている。

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(コンデジ。最近のスマホのほうが、よく撮れるのかもしれません)

2015年1月17日 (土)

『シャバはつらいよ』  大野更紗 ポプラ社

 ベストセラー『困ってる人』の続編。著者は重い自己免疫疾患で、長く入院生活を送っていたが、そこを出て病院の近くで自律生活を送ることになったのが、前作の終わり。この本では、さまざまなサポートを使ってアパートでひとりで暮らし、何とかやりたいことを続ける姿が描かれている。前作のアナーキーなまでのユーモアは健在だ。
 私も自己免疫疾患の関節リウマチなので、毎日かなりの量の薬を飲んでいるのだが、この著者は毎日の基本が29錠! これは大変だ。薬で満腹になってしまう。ステロイド20ミリというのも辛い。家事もほとんどできないから、ヘルパーさんは毎日、来ていることだろう。それでも「シャバ」暮らしは魅力ある。「在宅支援」関係者には、ぜひ読んでほしい本。
 私がもっとも共感したのは、著者がほとんどテレビを観ないということ(本筋には関係ないけど)。情報源はパソコンとラジオだとか。若い人でもそういう人はいるのだ♪ うれしくなってしまった。私もiPadでラジオを聴き、動画を含むニュースをよく見るが、それであまり不便を感じない。
 
 

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(福島出身の著者は、もっとマジメな本も書いています。書き続けることで、厄介な病気をやり過ごしているのかも。もともとミャンマーの支援をする大学院生でした。今は医療・福祉を、別の大学院で学んでいるそうです。84年生まれ)

2015年1月15日 (木)

『敗北を抱きしめて』上・下  ジョン・ダワー/三浦陽一ほか訳 岩波書店

 1945年の敗戦の後の、おもに連合軍占領下の日本を描いた大作。上巻は焼け跡の混乱した日本の社会、下巻は占領軍の統治の実際の姿で、東京裁判を含む下巻のほうが読み応えがあった。
 私は戦後生まれで、小さいときに傷痍軍人の姿を駅で見て、怖かったという思い出がある程度である。それでもこの本を読むと、あのころの日本人が自分たちの敗戦をどう受け止め、そして新たにどんな社会を本気で望んだのだろうかと、考えないではいられない。今では見えなくなった可能性も、いろいろあったようにも感じる。
 私の父は山陰の旧家の生まれで、国粋主義とはいかないまでも、かなり保守的な感覚の人だったが、あるとき「戦争に負けてよかったんだよ。あのままじゃ、たまらなかったよ」と言ったことがある。父はそれ以上語らず、戦争についての複雑な思いは、胸にしまったまま亡くなった。父のこの本の感想を、聞きたかったと思う。
 当然ながら、アメリカ人の視点で書かれているが、アメリカ軍の対日政策には、かなり批判的で、当時の日本の上層部についても厳しい。ネットのレビューには、ダワーの「上から目線」を指摘するものもあるが、私は、特に下巻では、あまり感じなかった。
 上下2巻の大作の最後は、こう結ばれている。

・・・日本の戦後システムのうち、当然崩壊すべくして崩壊しつつある部分とともに、非軍事化と民主主義化という目標も今や捨て去られようとしている。敗北の教訓と遺産は多く、また多様である。そしてそれらの終焉はまだ視界に入ってはいない

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(この本を読んでいると言う人が、周囲に3人もいます。そのうちのひとりの旧友が「ダワーはいいねえ」と言ったその一言で、読み始めたものです。内容を批判する力は、私にはありませんが、読んでよかったと思います。読み物としておもしろくもありました)

2015年1月 9日 (金)

ケヤキ

 ケヤキが好きで、図書館近くにあるこの木を、よく見に行く。かなりの大木である。
 私は目黒区の育ちなのだが、自分は山の手育ちではなく、武蔵野育ちなのではないかと思っている。通っていた小学校の校歌にも、「武蔵野」が出てきたっけ。

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2015年1月 7日 (水)

川瀬巴水の展覧会

 下町で初句会があって、日本橋を通りかかった。デパートの大きなショーウィンドーには、川瀬巴水の版画のディスプレーが全面にあった。さっそく観ていくことにする。

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(作品数がとても多くて驚きました。多作だったんですね。お客もすごく多くて、会場は暑いほどでした。12日までです)

2015年1月 4日 (日)

ケーキ

 三が日が無事に過ぎて、ほっとしている。甘い物が食べたくなって、洋菓子店へ。ここは有名なんだそうで、いつも混んでいる。果物が賑やかに載っているのは娘の分、ドライフルーツと洋梨は私の分、夫はプレーンなカスタードクリームにキャラメルのもの。久しぶりにコーヒーを淹れて、ゆっくりいただいた。娘は自分のアパートに帰り、私にもようやく、ふだんの日々が戻ってくる。

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(ずっと嫁稼業をやっていたためでしょうか、お正月はただ大変なだけというイメージです。正月の俳句もうまくできたためしがありません)

2015年1月 1日 (木)

明けましておめでとうございます

 今年もよろしくお願いします。

 母のホームは毎年、元旦の午後に百人一首大会がある。優勝者には賞品も出るので、みなさんすごく燃えるのだ。今年は介護棟にインフルエンザ患者が出たそうで、棟間の移動がままならず、出席者が母のいる自立棟だけになり、例年より参加者が少なかった。それでもワアワアキャアキャアと賑やか、お手伝いの私たちがエネルギーをもらったくらい。写真は顔が写らないようにしている。雰囲気だけでご勘弁を。

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 ここは食堂。カウンター式でオープンな厨房が、すぐ前にある。年賀の額が飾られ、いつも調理担当の方が働いている。

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