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2013年8月

2013年8月31日 (土)

八月尽

 8月の終わりの日。今日も暑かった! 先日、こんな句を作った。

八月の尽きて人影細くなり  こはる〉

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(「夏痩せ、寒細り」と言うそうですね。もっとも私は、暑さに文句を言いながらも、食欲はいっこうに衰えません。明日から9月、さわやかになってほしいものです)

2013年8月28日 (水)

講談の会

 母の施設で講談の会があった。私は初めてで、その迫力にびっくり。演じられた鈴木梅脚さんは、この施設の会長のお知り合い、これからも続けて来てくださるそうである。題目は「太閤記 矢矧の橋」。秀吉と家康が出てくる。

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(ほかにも2人が、怪談と忠臣蔵ものを語られました。リコーのコンデジ、望遠側で)

2013年8月26日 (月)

ノウゼンカズラ

 凌霄花という難しい字の花。「花やつぼみの汁は有毒」と広辞苑にはある。団地の植物園のそばに咲いていて、オレンジ色が美しい。

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(有毒と言われていますが、つる性でたくさん咲くと見事。S01で撮りました。画質はGXRのようなわけにはいきませんけど、小型・軽量だからね)

2013年8月25日 (日)

『古山高麗雄 二十三の戦争短編小説』 古山高麗雄 文春文庫

 大正生まれと戦争の記憶

 作者は1920年、つまり大正9年の生まれで、私の両親とほぼ同じ世代である。太平洋戦争の戦死者は300万人にも上るそうだが、その実に3分の2が大正生まれだと聞いたことがある。大正13年生まれの母も、戦争の記憶が何よりも鮮烈なようだ。母の父は戦前、大陸で広く商売をしていたいわゆる「政商」で、蒋介石の知り合いでもあった。長男を海軍将校にし、次男を北京大学に入れて自分の後継者にするつもりだった。この人、つまり私の祖父は「共産中国」と「台湾」には、ずっと複雑な思いを抱いていて、晩年に至るまで勉強を怠らなかった(1979年に死去)。
 話が逸れすぎた。この短編集は、万年一等兵だった古山が、ビルマ・ベトナム・マレー半島・フィリピンなどを転戦したときの記憶と、生き延びた元兵士の思いを紡いだ、600ページもある文庫本である。1969年から95年までの間に書かれたもので、軍隊生活の追憶だけではなく、戦争の記憶が風化する中で歳を重ねる元兵士の姿が、ユーモアのある端正な文章で描かれ、胸をつかれる。

私は脱走もできず、自殺もできないので、せめて見つかれば私刑を加えられる程度の違反をたのしんだのかも知れない。(中略)人はいつも、やれることをやるだけであって、あれが私にやれることの限界だったのだ〉 (「退散じゃ」から)

 軍人勅諭も軍規も、満足に覚えようとしなかった元一等兵の回顧。体力がなく、何をやっても聯隊ではビリだった。そうした蟻のような兵士に混じって、朝鮮や台湾出身の兵士の姿も、ちらほら見える。

あなたから手紙をいただいて、またまた私は過去を思い出しました。ろくに何も知らずに、ただウロウロと生きのびた戦争中のことを〉 (「過去」から)

 戦中に青春時代を送った大正生まれの人々が、今どんどん消えつつある。その子供の世代である私たち団塊の世代は、何を伝えていけばいいのだろうか?

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私は戦後の生まれですが、母や祖父・伯父たちの姿に、昔から感じることがあって、戦争関連の本がとても気になります

2013年8月23日 (金)

処暑

 二十四節季のひとつで、暑さが収まる時期だそうだが、とんでもない! 今日は曇天に雨がパラパラ、気温は30度くらいだったが蒸し暑かった。これはハイビスカス、芙蓉や木槿と同類。歳時記によると、芙蓉は「秋」になっている。

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2013年8月21日 (水)

Nikon COOLPIX S01

 なるべく小さいカメラを探しているという方のために。個人的な感想です。詳細はメーカーのホームページでお確かめを。

① 画質はメモとしてなら充分。順光の戸外などは、きれいに撮れます。
 
② フラッシュも原則、自動で点いてしまいます。一時禁止にはできます。
③ 露出補正はできますが、WBはオートしかないようです。
④ バッテリー内蔵なので、充電は付属のUSBコードで行います。
⑤ メモリーカードもありません。内蔵なので、上記のコードでPCに転送します。
⑥ ⑤のために、ViewNX2というフリーソフトを、ニコンのHPからダウンロードします。
  でもほかのソフトや、WINのエクスプローラでも、転送できるかもしれません。
⑦ というわけで、パソコンを使う人でないと、扱いにくいカメラかも。

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(お問い合わせがありましたもので・・・。上記に間違いがあったら、お知らせください)

2013年8月20日 (火)

水彩画

 熱風の中を母のところに行く。壁に小さな水彩画が貼ってあった。母が先日描いたのだとか。89歳の習作といったところか? 母はずっと墨絵だけだったはずで、この施設に来て初めて、水彩画に取り組むことになった。たぶん3枚目くらい。本人は「うまくいかない」と文句を言っているが、子供としてはよくわからない。

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 (携帯電話より小さなカメラを買いました。バッテリーもメモリーも内蔵で、パソコンとコードで接続して、撮影画像を転送します。上の写真は、それで撮ったもの。重さ96グラム、どこにでも持って行かれるのは助かります。画質は、携帯よりはいいかな、程度)
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2013年8月19日 (月)

『買い物の日本史』 本郷恵子 角川ソフィア文庫

 中世の人々の買い物行動から、当時の価値観や信仰心、家族のあり方、はたまた当時の官位をめぐる利権構造まで語った、とてもおもしろい本。鎌倉から室町という政情不安で災害も多かった時代が、生き生きと想像できる。「徒然草」や「古今著聞集」などが多数、引用されていて、興味をそそられる。

生活を憂えたことのない者の、いわばブルジョワの悟りとして兼好の言説を読み解くことによって、『徒然草』に描かれる生活感覚の本質がみえてくるのではないだろうか

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(古文の時間にこういう話を聞きたかったです・・・。今の時代に通じるところがありますね)

2013年8月17日 (土)

盆休み

 遅めの盆休みで子供が帰省している。午後の日ざしは、ことのほかきつくて、人影もまばら。

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2013年8月16日 (金)

プール

 酷暑が続く毎日で、出かける用事はできるだけ先送りにし、近所のプールで遊んでいる。水泳を初めて10年余、いくらなんでも泳げるようになったが、のんびり楽しんでいるだけだ。いちおう4泳法とも練習に参加している。れっきとしたリウマチ患者である私には、水中がいちばん楽で、痛みが出ない環境なのである。

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(4泳法全部、練習しているのを、「完全主義だから」みたいに言われることがありますね。ほかの運動はドクターストップ、重いリュックを背負って何日も旅行なんて、できないからなのです。幸い水泳は私に向いているらしく、うまくはありませんが、力を抜いてゆったり泳げるようになりました。写真は近所のスポーツジムのプールで、イベントがあったときに撮らせてもらったものです)

2013年8月14日 (水)

『特捜部Q──カルテ番号64』 ユッシ・エーズラ・オールセン 吉田薫訳 ハヤカワポケミス

 話題のデンマークの警察小説4作目。やっぱりおもしろい。翻訳がすごくいい。過去の未解決事件を扱うのが特捜部Qという設定で、今回は四半世紀以前に起きた複数の失踪を調べる。失踪者同士はもちろん、相互に深い関係があったのだ。主人公の警部の助手がアサドというシリアからの亡命者というのも、また失踪事件の背後にネオナチめいた政治勢力が出てくるのも、今のデンマークのある一面なのかもしれない。

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(ユーモアがあり、やたらおどろおどろしくないのが、このシリーズのいいところです)

2013年8月12日 (月)

『武士とはなにか──中世の王権を読み解く』 本郷和人 角川ソフィア文庫

 著者の専門は日本中世政治史と古文書学で、それを開講前に学生に告げると、半数ほどが机に伏して寝てしまうのだそうだ。それほど歴史は若い人に人気がないのだとか。歳をとっていいことのひとつに、歴史関係に興味が持てるというのがあるかもしれない。
 武士がどうやって統治能力を身につけたかを、鎌倉から室町、関ヶ原の戦いにかけて、いろいろな文書を材料に語っていて、かなりおもしろかった。中世の武士はだいたいが無知文盲の荒くれ者、右筆でさえも字がすごく下手なのがいたらしい。頼朝はなぜ鎌倉にいたのか、足利幕府はどうして京都に戻ったのか、そして中世最後の王・秀吉と朝鮮出兵の失敗・・・、知らなかった中世が元気よく声を上げて立ち上がってくる感じがする。

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(歴史は学校では学べないとよく思います。自分で好奇心を持って、新書などから読んでいくしかありません。もっとも、何でもそうかもしれませんが)

2013年8月11日 (日)

庭園美術館のガラスの器

 このブログはもともと、写真のために作ったものだ。ところが去年、母が倒れて以来、カメラを持ち出す元気が、なかなか出ない。一眼レフなど、お呼びでない・・・。暑くなり、なお撮れなくなって、写真は目下、まさに夏枯れ状態。
 これは数年前に目黒の庭園美術館で撮ったもので、おそらくラリックではないかと思う。この日は建物や調度品自体を観覧できる「特異日」で、邸内の撮影が自由だった。庭園美術館は現在修復中で再開はかなり先の様子、待ちわびています。

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(私は目黒で大きくなりました。ここと、隣の自然教育園は、とても懐かしい場所なのです)


2013年8月10日 (土)

寒暖計

 軒下に寒暖計をぶらさげている。園芸用と称するアルミ製のもので、アナログなところが気に入っている。表示が赤ならば、もっといいのだけれどなあ。今日は朝から35度。

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(GXRの28ミリ・絞り開放)

2013年8月 7日 (水)

「子供科学電話相談」

 毎年、ラジオから流れてくる「夏休み子供科学電話相談」。明日から高校野球が始まるためお休み、8月22日の朝8時から再開である。今まで楽しい質問に、ずいぶん楽しませてもらった。数年前だが「お空に雷は何匹いるの?」とか、たしか去年「ピーマンの中はどうして空っぽなの?」とか。今日は「AKBのフリはすぐ覚えられるのに、勉強のはどうしてできないの?」。はて、何と答えますか?

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2013年8月 4日 (日)

シャンソン・コンサート

 母のいる施設でシャンソンのコンサートがあった。あまり広いとは言えない本館ロビーは、入居者だけではなく家族や近所の人も詰めかけて超満員。歌い手は富田喜子さん。エディット・ピアフの歌などで大拍手を浴びていた。

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(手前の方々の頭が白いのは、高齢者施設だからです。皆さん手拍子したり、一緒に口ずさんだり、車椅子の方もかなりいました。参加費は誰でも無料。25日には講談、出し物は「太閤記」だそうです)

2013年8月 3日 (土)

『(株)貧困大国アメリカ』 堤未果 岩波新書 2013.06.27

 この暑いのに背筋が寒くなる本。日本の未来なのだろうか?

「独占禁止法の規制緩和と寡占化で企業規模が大きくなりすぎたこと、そこに1999年の金融規制緩和撤廃が想像を超えた儲け方を可能にしてしまった。勝ち組になったウォール街と企業がタッグを組んで、途方もない資金力でマスコミや政府を買うようになってしまったのです」

 堤さんがインタビューしたアメリカ食品安全センターのシャーマン博士の言葉だが、話は「食」だけではないのは当然だ。うちの近所でも小売店が大資本のスーパー・コンビニになり、売り手側が買わせたいものしか、手に入らなくなりつつある。
 私は自分の主治医のいる病院も、母のホームも、子供の関係の医療福祉施設も、規模の小さい家族経営に近いところを選んで、それに満足してきた。これから大丈夫なのかしら? どこかの大資本に呑み込まれて、いつのまにか理念も方法も骨抜きにされてしまわないだろうか?

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(母のホームhttp://www.silvervilla.com/は、宣伝や広告を一切せず、それでもいつも満室状態です。ここを長く守るには、利用者が口コミで宣伝するしかありません。いいところだから、ほかの人には秘密に、というのではなく)

2013年8月 2日 (金)

『日本の七十二候──旧暦のある暮らし』 文・白井明大  絵・有賀一広  東邦出版

 台所に歳時記カレンダーをかけているのに、旧暦がよくわからないので、本屋で類書を何冊も手に取り、amazonのレビューも見て、この本にした。時候の説明はあるが旧暦にこだわらず、その時季のものを美しい絵で紹介している。たとえば「西瓜」は旧暦では秋のものだが、大暑のところに載っている。というわけで歳時記ではないが、心安らぐいい本である。
 8月2日から6日は大暑の末候、「大雨時行る(たいうときどきふる)」なのだそうである。なるほど大雨のニュースが多い。1枚ページを繰ると、もう立秋となる。 

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2013年8月 1日 (木)

8月

 今日から8月。木曜日で生協の配達日なのに、申し込み書類を書き忘れていて、あわてて書いたところである。このところ酷暑ではないものの、蒸し暑くて用事以外、出かける気になれない(といっても、一歩も出ない日は、ほとんどないけれど)。
 これは本を読む、というか見るための道具。ページを挟んで開けておくもので、クリップと重りでできている。なかなか便利です。本は生協の食材を使ったレシピ本。

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