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2012年6月 8日 (金)

『老人たちの生活と推理』 コリン・ホルト・ソーヤー 創元推理文庫

 カリフォルニアにある豪華な老人ホームを舞台にしたミステリー・シリーズの1冊目で、現在6冊まで出ているが、どれもたいへんおもしろい。小柄なアンジェラと巨大なキャレドニアという2人の海軍総督未亡人が、ホームに起こる事件をドタバタしながら解決に導くというユーモア・ミステリーで、その間にホームのおいしそうな食事メニューや、新入り入居者がメソメソする様子、難聴や物忘れに苦労する人などが出てきて、その生き生きとした描写は、作者が実際に老人ホームで暮らしたことがある(あるいは暮らしている)からできたのに違いない。登場人物は時に、高齢のあまり「超法規的発想」になったりして笑える。原作は9冊出ているので、残りの3冊もいずれ翻訳・出版になるだろう。第1作のこれは2000年7月刊、2005年12月までに6版を重ねている。

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(明るくて後味がよいのですが、高齢の悲しみというものも、かすかに伝わってきて、薄っぺらい作品群ではないように思います)

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コメント

面白そう、さっそく読んでみます。身につまされそうな気もしますが?
先日、練馬美術館とと「しまえん」に行ってきました。メリーゴーランドにのり
駅前のおいしいインドカレーも食べてきました。

出てくる料理がすごくおいしそうなんです。
カロリーは無視されているみたいですが。

最近殊更に老人が気になります。図書館に在庫あり、早速予約入れました。

ミステリーで高齢者が主人公というの、意外にあるんですよ。
このシリーズはからっと明るく、読んで楽しいです。
翻訳もかなり上手なように思います。

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