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2012年4月 6日 (金)

『「フクシマ」論』 開沼博 青土社

 原発事故直前に修士論文として書かれ、事故後3ヶ月で出版、版を重ねている話題の本。論文としての題は「戦後成長のエネルギー──原子力ムラの歴史社会学」だったとか。

本書の目的は日本の戦後成長における地方の服従の様相を明らかにすることにある

〈(前略)原子力ムラ原発がある地域のこと・こはる注は原子力によってムラにもたらされたアイデンティティや中央の文化を、決して他者によって設計され無理やり押し付けられたというわけではなく、自ら取り込みながら包摂していったということができるだろう
 
「このままではいつか、とんでもないことになる」と著者は思っていたそうだ。そのくらい危うく原発に依存addictionして、私たちは現代生活を送っているのかもしれない。この本の評価は、あちこちの書評・レビューに書かれているので、どうかそちらも参考にしてください。
 著者の指導教官のひとりだった上野千鶴子氏は、本書の帯に、このような文を寄せている。

原発は戦後成長のアイコンだった。フクシマを生み出した欲望には、すべてのニッポンジンが共犯者として関わっている

R0010954
(誤植が多く読点も不自然で、急いで作られた本という印象です。でも早く出てよかった)

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