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2011年11月 3日 (木)

『上野先生、勝手に死なれちゃ困ります』 上野千鶴子・古市憲寿 光文社新書

 副題は「僕らの介護不安に答えてください」。団塊の世代・1948年生まれの上野千鶴子と、団塊ジュニア世代・1985年生まれの古市憲寿の2人が、昨今の介護問題を語り合うという趣向で、古市がこぼす将来への不安を、上野が分析、方向性を出すという形になっている。
 親の介護をめぐる苦労は昔からあるわけだけれど、上野は年金と介護保険が「おひとりさまの老後」を、不完全ながら可能にしたという。

上野: 今は医療でも介護でも、当事者の意思決定を代行する者は家族だから。その家族がいないと、医療さえ引き受けてもらえないことがある。だからその点では、やっぱり家族の権力はものすごく強い。それとは裏腹に、家族のいない年寄りは、本当にみじめのひとことだった。私は、多少なりともそのイメージを変えるのに貢献したと思う。

 介護保険があっても、家族の人間関係の問題は残る。今の若者は親との軋轢がないのだろうか? 若い世代が世の中をどう感じ、どう考えているのかが、古市の発言を通じて伝わってきて、いろいろ思うことが多かった。日頃から異世代コミュニケーションが必要なのを痛感。

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