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2011年11月21日 (月)

『「断腸亭日乗」を読む』 新藤兼人 岩波現代文庫

 現役最高齢の映画監督・新藤兼人が語る荷風の日記。講演を元にしたらしく読みやすい。映画『墨東綺譚』を制作するのに、原作の荷風の小説だけでなく、日記をくまなく読み込んだのだそうである。監督自身の戦前・戦中の記憶とともに、荷風の日記の記述が生き生きとよみがえる。荷風の矛盾に満ちた女性観・正義感などを語るところは、とても共感してしまった。監督自身も非常な高齢で、その切実な老いの心境が、荷風の最晩年の境遇に重ねられて、とても迫力がある。高齢者必読?

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