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2011年9月23日 (金)

『ウィンター・ビート』  サラ・パレツキー・著 山本やよい・訳  ハヤカワ文庫

 久しぶりにハードボイルド・ミステリーを楽しむ。ウォーショースキー・シリーズの11作目。ボディペインティングのショーから始まり、イラク戦争から民間軍事会社まで、事件は広がっていく。いつものように、歯切れよくスピーディに。
 主人公のV・ウォーショースキーは女性私立探偵で、シカゴのダウンタウン育ち、従兄にくっついて街で喧嘩に明け暮れていた時期のある、自称ストリート・ファイターである。後にシカゴ大学を卒業、弁護士になった。父がポーランド系、母がイタリア系という出自で、母の影響でクラシック音楽をたしなみ、ピンチのときにアリアを口ずさむ癖がある。この主人公の魅力で、シリーズは30年近く続いている。ちなみに主人公も、ゆっくりながらちゃんと歳をとっていて、目下50歳手前くらい。
 著者は1947年生まれ、さまざまな賞に輝く推理小説界のベテランで、9・11以降のアメリカの内向きナショナリズムを問い続けるリベラリストでもある。

P1020223
(アクセス数がいつの間にか1万を超えていました。皆様、ありがとうございます。ボンヤリしていてすみません・・・)

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