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2011年1月 6日 (木)

本郷の法真寺

 本郷の病院の近くに、法真寺がある。昔は大きなお寺だったようだが、今は住宅に囲まれて狭い。それでもここだけ、周囲の喧噪とは別世界のような静けさを感じた。
 ここは一葉ゆかりの寺で、『ゆく雲』の中に、「寺内広々と桃桜いろいろ植わたしたれば、此方の二階より見おろすに、雲は棚曳く天上界に似て、腰ごろもの観音様、濡れ仏にておわします。御肩のあたり、膝のあたり、はらはらと花散りこぼれて・・・」とある。一葉が法真寺の門前に住んでいたのは、明治9年から5年ほど、後年と違って物心ともに比較的恵まれた時期だったらしい。
 写真は「腰ごろもの観音様」。

R1011130
(Ricoh GRDⅡ 観音様に桜の花びらがこぼれかかるころには、今より楽に歩いて来られるだろうと思います)

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コメント

「腰ごろもの観音様」と言うのですか。
考えてみると、日本の近代はあの狭い本郷台地で花開いたとも言えますね。司馬遼太郎のまさに「文明の分電盤」たる本郷です。

法真寺のHPによると、「腰衣観世音菩薩」とありました。そばに桜があったと思うのですが、春になったら確かめに来るつもりです。

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