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2010年12月25日 (土)

『きもの草子』 田中優子 ちくま文庫

 著者の着物遍歴を語りながら、アジアの染織文化の中に日本の着物を位置づける、楽しく美しい文庫本。縞も花柄も、アジアから渡ってきたのがよくわかる。

総じて日本の布は、中世までは中国の影響が強く、それ以後はインド・東南アジアの影響が強くなる。その結果、着物の布は、東南アジア各地の布にとてもよく似ている。着物はアジアの民族衣装の一ジャンルであり、日本の布はアジアの布のひとつなのだ

 私は着物を着ないが、祖母はいつも着物だったし、母も授業参観などには着物姿だった。もう少し普段の生活に、アジアの布があってもいいなと思うのだが、今の自分の格好(パンツにセーターの類)に、エスニックな布はどうにも合わせにくく、文字通りとってつけたようになってしまう。写真に写っているのはカンボジア絹絣のショールで、私のわずかに持っている「アジアの布」の1枚。カイガラムシの一種から抽出した赤紫色が、気に入っている。

P1010504_2
(小さなワープロ専用機・ポメラで書きました。なるほど便利です♪ ポメラと文庫本は、ほぼ同じ大きさですね)

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コメント

シャキッと普段でも着物を着ていた時代があったのですね。ステキな古布を見ると抱きしめたくなります。

布がちゃんと見えないですね。すみません。

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