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2009年11月21日 (土)

『俳風三麗花』 三田完・著 文春文庫

 俳句は座の文芸と言われます。その句会を描いた「本邦初の句会小説」(文庫の帯から)がこれ。本屋で見かけてびっくりしました。

 品があって楽しい上質な小説だと思います。舞台は昭和7年、東京・日暮里渡辺町。句会は7~8人ほどで、うち3人が若い女性、その3人の句と人となりの成長物語となっています。女性の1人は大学教授令嬢、2人目は医学生、3人目は浅草の芸者で、これだけでもおもしろそう。句会の様子はかなり現実的で、参加したことのない人には参考になりそうなくらいです。そして参加者の作ったとされる句が、それぞれいかにもその人らしく、しかもうまい! 初心者とされている人のも、そうは見えません。もしかしたらリアリティより詩情を大切にした小説なのかも。そういえば、昭和も遠くなりました。

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