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2018年5月26日 (土)

紫陽花の季節

 ここは向山庭園。母のいる施設から徒歩5分くらいのところにある、区立の小さな日本庭園で、四季おりおりの花が咲く。これからは紫陽花と百合だ。

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 母がもう少し元気だったころは、よくここまで散歩した。ちなみに外出自由なホームである。でも今はもう来られない。来ることは二度とないだろう。94歳なのだから仕方ないし、むしろ今までよく散歩できたと感心するくらいなのだが・・・。時間ばかりが流れていく。

2018年5月24日 (木)

「あ」も読めない・・・

 近所で開かれている古文書の会に出た。江戸時代の版本の歳時記を読んでいる(正確には明治初期)。私が翻刻した部分。

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 こまひき 主上御庭に幸阿り騎射の進退御覧ず

 これがなんと、「阿」が読めなかった。「あ=安」だと思い込んでいたせいである。現在の「あ」の字は、「安」からできたものだが、明治以前というか少し以前まで、「阿」や「愛」、「悪」まで、「あ」と読んでいたのだ。知識のなさを嘆くと同時に、字の多様性を強く感じ、政府の統制によって字が制限されてきたのを、改めて実感した。常用漢字なども、この統制の流れの上にある。

 私は校正を仕事としてきた。送り仮名を統一し、漢字も常用・人名漢字に直すのが仕事だった。一方で著者の字遣いを尊重するという考えも、むろんあったのだが、それは日本語表現の多様性を保つ意味もあったのだと、古文書の会に出て思うようになった次第。




2018年5月23日 (水)

脱力系ゆっくり

 ときどきプールに行くことにしている。あまり調子がよくなくてもだ。リウマチを20年近く患っているが、よほどひどくないかぎり、プールに行ったほうが調子がよくなるからである。
つい先日はバタフライのキックの練習。サイド・ドルフィン・キックで、真横を向いた姿勢で両足をそろえてキックを打つ。体に力が入っていると、沈んで苦しい。若いオニイサンのコーチが言ったのが、「脱力系ゆっくり」。なるほど、これいいです。水泳に限らずいいかも。

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(我が家の庭に今朝、咲いているバラ。まだまだ咲きそう)

2018年5月19日 (土)

泰山木

 泰山木が咲いていた。近所の公園で、背の高い樹である。花がわりに下にあったので、散歩の友のスマホで撮影。あまりに高いところで咲くと、だれも気づかないですよね。

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 最近、脚がすごく弱った。たぶん去年の秋の入院・手術と、冬の寒さ、春の花粉症のせいで、あまり歩かなかったのがたたったに違いない。プールではみなさんと同じように泳げているが、駅まで泳いで行くわけではないのだ。
そこで少しウォーキングをすることにした。わざと階段のある場所を選び昇降、これを数日繰り返しただけで、脚の痛みがなくなったのにはびっくり。リハビリは水泳だけではダメだったのだ!
 あまり暑くなると、また出かけない生活になる。陸上生活によくない。どうしたものだろう。真夏でもタオルを首に、せっせと歩いているシニアには、よくお目にかかるのだけれど・・・。

2018年5月17日 (木)

『東方年表』掌中版   平樂寺書店

 これも奈良土産なのである。買ったのは奈良博、つまり国立奈良博物館の売店。文庫本より小さな150ページ余の本で、文章などはない。中国、朝鮮、日本の暦と西暦が並んでいるだけ。初版は1955年で2013年に37刷。1ページ目に神武天皇1年=前660年=周・敬王とあり、最終ページは2020年となっている。

 時代小説だの歴史の本だのを読んでいると、私はいつの年月日のことなのだか、さっぱりわからなくなってしまう。それで買いました。文庫本より小さい本だが、机上版の大きいのもあるそうだ。

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(まるで面白くない本で、ネットでもわざわざ注文しなかったでしょう。旅先で巡り合ったものです)

2018年5月13日 (日)

旅の記念

 奈良の旅は2泊3日だったが、晴れたのは最後の日だけで、ずっと寒かった。ステロイドを全廃したので、常にどことなく体が痛み、のびやかな旅行とはいかず、もう遠出は無理なのかもしれないと思ったりした。大腸は何ともなかったけれど。

 晴れた最終日には、西大寺と秋篠寺に行った。晴れると調子がよくなり、すたすた歩ける。秋篠寺は遠い昔に来たことがあるが、その時はすぐ近くに、陶房があるとは気づかなかった。「秋篠焼」という。大きめの湯飲みをひとつ、記念に買った。

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 陶房主人の今西方哉氏は2代目で、父上の今西洋氏が昭和10年に、この地に窯を開いている。洋氏は人間国宝・近藤悠三氏に染付を学ばれたそうだ。そういえばこの湯飲みには、近藤氏の作と共通したものを感じる。

 隣の埴輪の形をした黄色いストラップは、橿原考古学研究所オリジナル。當麻寺の帰りに寄ったところである。とってもかわいいので、お土産用にいくつか入手した。

2018年5月10日 (木)

當麻寺

 奈良に行ってきた。体調万全とは言えなかったが、新幹線と近鉄で奈良までたどり着く自信だけはあったので、行けるうちに行っておこうかなと、無理を承知で出かけたのである。

 雨で寒かった。當麻寺が印象的で、奈良市内とは全く違う雰囲気がある。遠い昔、豪族の葛木氏の里で、お寺の由来ははっきりしないところがある。中将姫の伝説で有名。写真の奥の山は二上山。右の雄岳の頂上には、万葉集に出てくる大津皇子が葬られているという。

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 牡丹がきれいなのも有名。今年は花が早くて終わり。芍薬が咲いていた。

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 寺の庭には、なんじゃもんじゃの木が満開で、びっくりした。名前しか知らなかったもので。

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 この寺には20年ほど前に、若い友人と一緒に行ったことがある。やはり今ごろで牡丹が咲いていた。長谷寺などと違って、いつも空いていて、修学旅行生もいない。雨の中、ひたすら静かだった。




2018年5月 3日 (木)

5月 

 いい季節になった。それなのに、今日は出かける気になれない。どうしてだろう? どうも2日続けて活躍すると、3日目にはぐったりするようになったらしいのである。下町の句会の次の日が水泳スクールに当たっており、コーチがいいのでつい参加してしまった。去年入院手術するまでは、いつもこんなスケジュールで、平気だったのに・・・。

 水泳は長くやっていれば、骨量維持にずいぶん効果があるそうだ。リウマチの専門医が言うのだから確かなんだろう。先日、骨の検査をしたところ、20年近くリウマチでステロイドを飲み続けていたわりには、結果がいいと言われて驚いたところである。水泳のせいだろう、と。

 庭のバラが満開で、これも20年くらい咲いている。ガリカ種で西洋中世の絵に出てくるタイプ、初夏にしか咲かない。棘がすごくて剪定には厚い手袋がいる。バラに言った。「お互いに元気でいたいよね」。

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よきことの二日続きて聖五月〉   こはる

2018年4月28日 (土)

医者通い

 4月は6回もお医者さんに行った。大病院で大腸外科の検査と診察(手術のアフターケア)、同じ病院のリウマチ科で骨密度検査と診察・治療(注射3本!)、近所の歯科クリニック。いい加減にウンザリして疲れた。病院なんて健康じゃなければ、そうそう行かれないと言いたくなった。
 結局、検査結果はどれもまあまあで、歯医者でさえ掃除だけで済んだ。ありがたいと思わなければならないのだけど、まだ疲れが残っている。

 母のホームを訪ねた。認知症が進んで介護度が上がり、ボンヤリしていることが多くなった。母は94歳になるが、寝たきりではなく、食事もひとりで食べる。私は母の歳まで歩けるだろうか、自信がない。私と母とは22歳違い、こうも高齢化した社会では、似たような年齢とさえ感じる。

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(ホームの近くのお宅に咲くモッコウバラ。iPodで撮りました)

2018年4月19日 (木)

『佐野洋子の「なに食ってんだ」』   佐野洋子  NHK出版

 佐野洋子の遺した絵本、エッセーなどから、食に関係した文を集め、絵や写真とともに食事典。挿絵は佐野自身が描いたもの、料理の写真は再現したものなので、たぶん息子さんの協力があるのだろう。食いしん坊で料理上手でもあった佐野洋子の魅力が、ずんずん伝わってくる楽しい本である。

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 レシピ本ではないので、料理の参考にはならない。でも無類におもしろい。子供のころの中国の思い出、お母さんの餃子の話、トンカツの肉をたたきすぎたこと、すっぱい焼きそばの作り方・・・・・・。

 佐野洋子は2010年に72歳で亡くなってしまった。残念で寂しい。

 ところでこの本の編者、オフィス・ジロチョーって何者なんだろう?

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