『マヤ文明』 青山和夫 岩波新書
歴史・考古学ものが好きで、ときどきこんな本を読む。副題は「密林に栄えた石器文化」。神秘に満ちた謎の文明というふうに語られるマヤ文明が、最新の研究結果を踏まえて生き生きと紹介されている。どうもそれほど神秘的でも偏狭でもなかったようで、天文学と占星術に凝り人身御供ばかりしていたというイメージは、今までの本の「偏向」が生んだものだったらしい。まして、マヤ暦が世界の終わりなんか、予見するはずがないのである。筆者は50歳になる前に、マヤ文明を紹介する新書を出したいと、強く念願していたそうだが、その熱意が伝わってくる読み応えのある本。
(老母のことでアタフタと暮らしていましたが、ようやくこんな本が読めるようになりました。忙しいとつい、読めもしない本を買い込む悪い癖があるのですが)












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